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尿もれを防ぐために日常生活でできること。専門医に聞く気をつけたいポイントとは?のメイン画像

Check!尿もれの最も多い悩みは咳やくしゃみ!

「尿もれを発生する原因として最も多いのが、咳やくしゃみ。そもそも尿道が短い女性は、年1〜2回くらいは、咳やくしゃみで少量の尿漏れがあっても正常範囲です。さらに、様々な要因で骨盤底筋の筋肉がダメージを受けていていると、筋肉がうまく働かずにもれてしまうというケースが多いので、骨盤底筋は意識して締めたりして、使うようにしましょう。ちなみに、尿もれをしない人は、咳やくしゃみをするときに無意識に骨盤底筋を締めているのです」(関口先生)

Check!水は飲み過ぎないことが尿もれ対策に!

「尿もれを防ぐためには、体を冷やさないことも大事。実は尿トラブルに悩む人の多くは、自分の手足の冷えを感じています。体を温めることを意識するだけでも、尿トラブルの改善になります。それから痩せたいからといって、水を毎日何リットルも飲むのは、体を冷やす上に頻尿の原因にも。夏場でも最大2Lまで、代謝しにくく寒い冬は1Lまで、春と秋は1.5Lぐらいにとどめましょう」(関口先生)
尿もれだけではなく、頻尿や膀胱炎・下腹部痛などの尿トラブルを抱えていて、生活に支障が出るようであれば、薬などの方法で解決することも多いそうなので、気になる方は1度専門のクリニックを受診してみるといいかも!

教えてくれたのはこの方

医師・関口由紀先生
女性泌尿器科専門医であり、「女性医療クリニックLUNAグループ」の理事長。女性の泌尿器トラブルについての専門医として、テレビや雑誌などで活躍している。「膣トレ」の第一人者として、幅広い年齢層の女性から支持を集める。www.luna-clinic.jp

取材・文/成田リナ 参考文献/『自分で治す!頻尿・尿もれ』(洋泉社)

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