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恋の駆け引きが苦手で常に全力投球。将来幸せを掴めるか不安なアラサーのお悩み相談 のメイン画像

今回のお悩み

積極的なのはいいこと?

昨年末に彼氏と別れ、友人が紹介してくれた人が気になっています。紹介された日から毎日LINEをし、約1か月後に初対面。その後、月に数回は会い、連絡も続いています。バレンタインにメッセージカードを渡したりと、私がこの出会いに前向きなことは伝えており、彼も真剣に考えてくれるといいなと思っています。でも彼がデートにやる気がないなと感じるときがあるんです。 そして私の悩みは、恋愛にすぐに熱が上がってしまうことです。共通点があると運命を感じたり、好きな人ができると「この広い世界で同じ時代に生まれ、出会えただけですばらしい」などと、本気で思って、友達にも「スケールがでかい!」と笑われます。また、好意を隠しておけず、自分から誘って約束を取りつけたり、積極的にプランを提案したり、予約までします。お店を調べたりすると当日までのワクワクが増すし、行き当たりばったりで貴重な時間を無駄にしたくないので、好きでやっています。しかし、それを当たり前に思われたり、感謝されなかったり、今後彼がデートについて私任せにするのは、悲しいし、イヤです。でも駆け引きは苦手で、いつも全力投球。自分の気持ちをあまり隠しておけず、だからと言って自分の気持ちに嘘をつきたくないし、できる限り素直で自然体でいたいと思っています。が、このような状況です。私を大切に思ってくれて、一番に考えてくれる人と、駆け引きなんてなくていい、好きという気持ちで純粋な恋愛がしたいです。こんな私は一体どんなスタイルでアプローチをすれば、自分にとっていい恋愛ができるでしょうか。

01 おお、なんとすばらしい光属性

新元号にふさわしい光属性の相談です。「私を大切に思ってくれて、一番に考えてくれる人と、駆け引きなんてなくていい、好きという気持ちで純粋な恋愛がしたい」。ペカー。キラー。なんとまぶしい光属性。そしてイチゴさんは「恋愛に熱を上げすぎる」と悩んでいるようですが、多くの人にとってイチゴさんができていることはなかなかできないものです。「自分からアプローチ、ごりごり行動、自分の気持ちを素直に伝える」、これを実践できないために、世の男女がどれほど苦労していることか。私も何度「素直最強!」「自分から動こう!」と書いてきたことか。相談内容にお答えする前に、まずイチゴさんには「自分の行動に悩んでいるけれど、いいこともたくさんある」と、自分の思考や行動に自信を持ってほしいです。

02 素直でがんがんアプローチの問題点

とはいえ、イチゴさんは現状、「恋愛にすぐに熱が上がってしまう」と悩んでいます。実際の行動をまとめると、下記のようになります。
  • 世界に感謝する
  • 自分からがんがん連絡する
  • 好意を示す
  • いろいろやってあげる
上記のうち、考えるべきは「相手の態度を変えうる言動」です。恋愛は「自分の言動と相手の言動によって進行していく共同作業」だからです。「世界に感謝する」は、イチゴさんの脳内で完結しているため、世界にも相手にも大きな影響は与えません。それに、多かれ少なかれ、誰でも妄想したり圧倒的感謝をしたりしています。なので、イチゴさんはどんどん世界感謝の舞を踊りましょう。一方、「自分からがんがん連絡する」「好意を示す」「いろいろやってあげる」は、相手の行動や返答を伴うため、「相手の態度を変えうる言動」です。おそらくこの「相手の態度を変えうる言動」が、イチゴさんの悩みの原因だと思われます。

03 恋愛における「駆け引き」とは何か

Check!「駆け引きが大事派」「駆け引きなんてしたくない派」どちらもわかる

イチゴさんの悩みとは「自分からがんがんアプローチするけれど、雑に扱われるのはイヤ。でも駆け引きもイヤ、もっと素直な気持ちで恋愛したい」ということだと思われます。「駆け引きは苦手」と書いてあることから、おそらくイチゴさんは友人たちから「駆け引きが足りない」といったアドバイスをもらったことがあると思われます。それに対してイチゴさんは反発の気持ちを覚えているのではないでしょうか。これは非常に難しい問題です。なぜなら、「駆け引きが大事派」の言うことも、イチゴさんのように「駆け引きなんてしたくない派」の言うことも、どちらもわかるからです。

Check!まず、駆け引きとは何かを考えます

恋愛は「自分の言動と相手の言動によって進行していく共同作業」です。チェスのように、「自分がこう動いたら、相手はこう動く、そうしたら自分はこう動く」と、ひとつひとつコマを進めていくことが定石です。これでお互い「自分の行動によって関係がよくなっていく」ワクワク感を楽しみ、「自分が勝ち取ったものへの愛着」がうまれます。「お互いの恋愛が発展する状況を楽しむ」ためには「不確定要素」と「主体的参加」が必要です。「不確定要素」とは、「先が見えないことによるドキドキ感」です。ゲームにせよスポーツにせよ仕事にせよ、「失敗するかも、でもうまくいくかも」という不確定要素が気分を盛り上げますし、努力するモチベーションにもなります。「主体的参加」とは、「不確定要素の中で成功するために、自分で行動すること」です。「うまくいかないかもしれないけれど、勝機があるならがんばってみよう」と自分で動いて、実際にうまくいくと、達成感や自信を得て、自己肯定感が高まります。つまり恋愛における駆け引きとは、男女両方が「不確定要素」(うまくいくかいかないかわからないドキドキ感)と「主体的参加」(自分の行動によって結果を勝ち取る達成感)を得ることです。駆け引きがお互いうまく作用すると恋愛が盛り上がり、めでたくカップル成立となります。

04 ごりごりいく女子が陥りやすい罠

Check!イチゴさんと彼の場合は?

一方、イチゴさんと彼の場合はどうでしょうか。イチゴさんは「自分の行動で相手の好意を勝ち取る!」といった主体的参加がかなり強いタイプです。イチゴさんはよくも悪くもわかりやすいため、相手にとっての「不確定要素」がほとんどありません。「次は私こっちに動くね!次はあっちに行くね!」と、あらかじめ行動をすべて伝えているようなものです。そうすると一般的に、相手の主体的参加の度合いは下がります。なぜなら、自分が動こうが動くまいが相手の好意を得られるので、がんばるモチベーションが湧きにくいからです。極端な例ですが、「テスト結果はわかりません!がんばり次第で変わります!」と言われた場合と、「テスト結果は70点です!結果は変わりません!」と言われた場合、どちらの方ががんばるか、という話です。後者でがんばったり工夫したりする人は、ほとんどいないでしょう。

Check!イチゴさんが彼に不満や不安を覚える原因とは

ここまでくると、イチゴさんの悩みの正体が見えてきます。イチゴさんは自分の気持ちにフォーカスしすぎているために、相手の気持ちの盛り上がりを待たずして、突撃しがちなところがあります。結果として、相手の「不確定要素」「主体的参加」の楽しみを減らしてしまい、イチゴさんは「あまり積極的になってくれない」と不満や不安を覚える状況になっているのではないでしょうか。つまり、「イチゴさんの盛り上がり方が世間一般より激しいため、彼がついていけてない可能性がある」ことが問題です

05 相手を選ぶか、スタイルを変えるか

イチゴさんのような「ごりごりアプローチするタイプ」が取りうる方法は2つあります。ひとつは、「自分を変えずに相手を選ぶ」。自分のアプローチが通じる相手とだけ恋愛することです。イチゴさんスタイルは、「自分の行動によって気持ちが盛り上がる」タイプとは相性が悪いです。なので、自分のスタイルを魅力的だと思ってくれる人にフォーカスします。
もうひとつは「自分を変えて相手は変えない」。自分のアプローチスタイルを相手によって変えてみる方法です。もし彼が「もっと自分から行動することによって気持ちが盛り上がる」タイプなら、相手の感情や行動を観察して、向こうから行動してもらうように行動します。いわゆる「駆け引きをする」に転換です。おそらくイチゴさんはイヤがるでしょう。その気持ちは理解できますが、一方で「駆け引き」は必ずしも悪いものではなく、「素直でない」わけでもありません。「駆け引き」のポイントは、「相手の感情の高まりをきちんと観察し、一緒に盛り上がれるようサポートする」ことにあります。イチゴさんの場合は、「相手は置いてけぼりで、自分だけで盛り上がっている」と考えられます。その点で見ると、駆け引きをする人は「自分だけでなく相手の気持ちの高まりも一緒に見て、一緒に作る」ので、相手のことを考えたうえでの行動と言えます。そうやって考え方を変えてみると、駆け引きも必ずしも悪いことではありません

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結論!
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