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【相席スタート・山﨑ケイ連載vol.7】「結婚は〝タイミング〟だなんて聞くけど、ところで〝結婚のタイミング〟って何?」のメイン画像

キラキラした恋愛ではなくても、結婚のタイミングはじわりじわりと訪れる

【vol.2】で夫との出会いから結婚までのいきさつをお伝えしましたが、私に告白しては何度かフラれ、それでも細々と!?思い続けた結果、いつの間にか私と付き合うことになり、しかも気がついたら結婚までしていた夫。

夫目線で言うと、

告白してフラれても、後にその相手と結婚することもある
わけです。 

20代、精神的・金銭的不安から結婚を夢見ていた私。
それが叶わず30代、仕事の充実・収入UPから自由を楽しんだ私。

結果的にそうなった30代とはいえ、友達と好きなときに飲みに行ったり、旅行に行ったりしていると、〝あれ?そういえば私って結婚したかったんだっけ?〟

なんて1度は思ってしまいますが、自立して1人でなんでもできるようになってきたからこそ、パートナーとこの先の夫婦生活を楽しみたい、と結婚を決めた私。

そう、もし今の夫と20代から付き合っていたら、結婚はしなかったと思います。夫も落語家なので安定した仕事ではないですし。でも、1周して結婚に着地した私たち。

これが、タイミングというやつです!

というか、これを世間ではタイミングというのでしょう。このタイミングを言葉で表すとすれば、

仕事のこと、親のこと、子供のこと、お金のこと、独身でやり残したこと、もしかしたら他にもっといい人がいるかもしれないとつい思ってしまうこと、など結婚にまつわる全てのことに迷いが少なくなった、ということだと思います。

じつは以前、当時付き合っていた人ともし結婚したら? とシミュレーションしたこともあったんですが、お互いの親の価値観が合わないと感じたんです。付き合っているときは全然気にならないことも、結婚したら? と考えると、親同士の金銭感覚が全く合わないと気が付き、これはもし結婚したらいろんな問題が起こりそうだぞ・・・そんな経験も踏まえて考えてみても、夫との結婚に違和感を感じたことはありませんでした。

最初は好きでもなかったし、誘われても全然行きたくなかった夫との飲みも、なんとなく行きはじめて、でも案の定全然楽しくない!と思ったのは確かです。でもね、なんで楽しくないんだろう、盛り上がらないんだろうと考えたときに、もしかしたらこういう話なら盛り上がるのかも、とか思いながら接していくうちに・・・おや?
顔や態度に出さないドライな人だけど、イジってみると結構可愛いところあるじゃん!なんていろんな発見があったんです。

そのうち、これは意外と私と合うんじゃないか?とすら思いはじめた。私が中高生のころから(少女漫画によって)憧れ続けてきた、雷に打たれたように突然恋に落ちるとか、キラキラした恋の始まりではなく、30代の男女がじわりじわりと、憧れとは対照的な過程で進んでいきました。

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