「付き合って3年経った頃に『ねー、結婚したいな』ってやんわりと言われ、結婚する気がなかった俺は『え？俺まだまだ結婚とか考えてないよ！』って宣言したら『なにそれ？結婚する気がないならなんで付き合ってるの！？』『今までの時間返してよ』とめちゃめちゃキレられた。『それはこっちもそうだよ！もう別れよ』って大喧嘩した末に別れることに」（20代男性／経営）

アラサー女子となると「結婚」というゴールが付き合いの延長線上にありますが、大半のアラサー男子は別。20代後半になっても「まだ遊びたい」と思っている男子も多く、30代に入って結婚を意識する男子が多数。

一方アラサー女子は早く結婚したいため「この人と結婚したいから付き合いたい」という視点で彼氏を選んでおり、「しばらく結婚する気はない」って言われちゃうと「ならなんで付き合ってるの！？」と怒りが湧いてきてしまうのです。

別れた理由に「結婚したいと言われたから」をあげるアラサー男子は多数おり、結婚したくない時期に結婚したいと言われることがどれだけ嫌なことなのかがわかりますね。

「彼女と付き合って4年が過ぎた頃、なんとなくマンネリを感じている時に、クラブで会った可愛い子をナンパして連絡先の交換に成功。そこからそっちの方が盛り上がっちゃって、彼女に連絡するのが面倒になってきた。あっちも同じ気持ちだったのか、会う頻度も極端に減っていき、そのまま自然消滅」（20代男性／メーカー）

付き合いが長くなると必ず発生するのが「マンネリ」。付き合いが長くなり好きが愛情に変わる男子もいれば、逆に飽きたという感情になる男子も。後者の男子は常に別れた理由が「マンネリしたから別れた」になりがちに。

彼女も彼女の方で彼氏の愛情が下がっているを察し、なんとなく「もういいや」という気分になってしまいます。そしてお互い連絡することも少なくなっていき、最後は「いつ別れたのかすらわからない」という結果に。

「元カノは『私は彼女だから』と言ってすぐ束縛してくる子だった。スマホは勝手に見られるし、ちょっと帰りが遅いと『誰といるの！？』『男友達って本当！？』って、飲み会の時も電話がかかってきて嫌なことばかり。『彼女って面倒！』と思い、その子と別れた後はもう彼女は作らないようにしている」（20代男性／イベント）

「彼女を作ることで縛られることの方が多い」との理由で彼女は作らずセフレだけで生活していく男子も。結婚に対する意義も見出せないどころか、彼女に対する意義も見出せなくなってきている男子も多くなっているみたいですね。

彼女からひどい束縛をされた経験がトラウマになっている場合もありますが、「彼氏のスマホを勝手に見る」という好きが故にしてしまう言動も男子にとっては相当ストレスが溜まっているとのこと。「悪いことしてなければ見てもいいよね」と思いがちですが、してようがしていまいが他人のスマホの中は覗かないのが1番ということを理解しましょう。

男子が別れを決めた理由ってそう大したものではないことが多い様子。「結婚したくない」「飽きた」「自由がいい」という感情の方が、好きという気持ちを上回った時に別れてしまうということみたいですね。そのため元カノが振られた理由を知っても、元カノが悪いというワケでもなかったり。振られる時は振られる、と腹をくくって素の自分で付き合っていくのが良さそうですね！