7月24日の満月はどうしてバックムーンと呼ぶの？

雄ジカが関係している！

7月に見られる満月をバックムーンと呼んだのは、ネイティブアメリカンです。〝バック〟は〝buck〟つまり雄ジカのこと。雄ジカには立派な角がありますが、この角は春先になると自然に根元から抜け落ち、新しい角へと変わります。毛皮に覆われていた新しい角は、7月の満月が見える頃になると頑丈で立派な角へと成長し、生まれ変わりが完了します。そのため、7月に観測できる月をバックムーンと名付けたのです。

バックムーンにはどんなパワーがあるの？

生まれ変わり、復活パワーがある！

雄ジカの角が生え変わる理由は諸説あり、まだ解明されていません。理由の１つとして考えられるのが、角をなくすことで冬の間に消耗した体力を復活させるというもの。角を維持するために栄養が必要になるため、角を落とすことで体の回復のために栄養を使うことができるとされています。
そのことからわかるように、新しい角が完成する7月の満月には、生まれ変わりや復活のパワーが秘められています！