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ちょうどいい結婚のカタチ〜幸せはすぐそこにある・・・♡山﨑ケイが語る、ムリをしない結婚のススメ〜のメイン画像

そういえば最近腰パンじゃないし服が普通だな。髪も短くて前よりもさわやかだし・・・と夫の変化に気づき始めた。私の好みに合わせて、というわけではなくて夫の趣味が変わっただけなんですけどね。でも、

「本気で好きなんです」
なんて言われ続けたら、誰だってちょっとは嬉しいじゃないですか。
尖っているのは 相変わらずだったけど、あるときそれをいじってみたら、なんとなく可愛げが見えてきたりもして。

そんなふうに4〜5年かけて少しずつ精神的な距離が縮まっていったし、最初は 「はいはい」なんてあしらっていたのが、いつの間にか「好きです」と言われると「本当にぃ?どこがそんなに好きなのか聞かせて?♡」なんてまんざらでもなくなっていて。そのうちいよいよ夫に 「付き合ってください」と正式に告白され、そこで初めて、夫との関係をちゃんと考えてみました。その結果、当時私は 33歳で、次に付き合った人とは結婚もあると思っていたし、ただでさえ収入や将来が不安定 な女芸人なのに、吉本の後輩と結婚を前提に付き合うなんてムリだと思った。そこで、
「お付き合いはしません」
とはっきり断って、その後は会わなくなりました。

次回は 『1ミリも好きじゃない夫をふってから結婚するまで〜ある意味、夫のシンデレラストーリー〜』 をお送りする予定です。

山﨑ケイ やまざき・けい 1982年6月13日生まれ、千葉県出身。吉本興業に所属するお笑い芸人で、山添寛と2013年に〝相席スタート〟を結成。2016年には 『M-1 グランプリ』のファイナリストになる。ネタでもある〝ちょうどいいブス〟目線で書いた著書『ちょうどいいブスのススメ』(主婦の友社)などがある。

イラスト/サヲリブラウン、取材・構成/若山あや

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