推し活費は年収の10%未満に！好きなことにお金を使うためのメリハリルールとは？

人にはなかなか聞けないお金のこと。今回は限りあるお金を有効に使うためのアイデアをお金と節約のプロに聞いてみました。

横川楓

一般社団法人日本金融教育推進協会代表理事。明治大学法学部卒業後、明治大学専門職大学院グローバル・ビジネス研究科へ進学。24歳でMBAを取得。大学院卒業後、お金の知識の啓蒙活動を開始。「お金のことを誰よりも等身大の目線でわかりやすく」をモットーに活動中。andGIRL読者と同じアラサー。

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お金＆節約のプロに聞いた！限りあるお金を最大限有効に使うコツ

優先したいところに思うようにお金を使うためには、その他の出費を抑え、得する方法を身につけることが大事。ポイ活、節約レシピ、推し活をしている金融・経済アナリストにお話を聞きました。

教えてくれたのは・・・金融・経済アナリスト横川楓さん

Profile

「やさしいお金の専門家」として、同世代のマネーリテラシーを向上すべく、投資や資産形成などの情報を発信。プライベートでは『呪術廻戦』のソーシャルゲームで乙骨憂太が出るまで6万円課金するほどの重度のオタク。

事前にスケジュールを立て推し活費は年収の10%未満に

推し活は人生になくてはならないものだし、推し活費は人生の必要経費ではあるものの、お金を注ぎ込みすぎはダメ！コンサートやグッズの発売日などのスケジュールは前もって発表されるので、あらかじめ何にいくら使うというスケジュールを立てておくこと。

また、買ってからでないと中身がわからない「ランダム商品」は、よほどのことがない限り買いません。どんなにスケジュールを立てていても現場で突発的に欲しくなるものも出てくるので、貯金を心がけて予算は少し多めにとっておくことが大事です。リボ払いを利用したり、支払い能力以上のカードの利用は避けて。

私の場合、推し活にはお金を使うけれど、日々のスイーツやカフェなどにはあまり興味がなく、他の人がそこに使うお金を推し活に全力投球。ムリに節約するのではなく、自分がお金をかけたいところとそうでないところを意識するだけでも変わってくると思います。

横川楓流お金のメリハリルール

ポイ活アプリを使って遠征費の足しにする

遠征に出かけることも多いので、移動距離でポイントが貯まるアプリが意外と狙い目。ポイントをマイルに替えて移動費を浮かせたりも。

ノリで買ったものは手放して次の推し活資金に

予定していなかったものをノリで買ってしまうことも。冷静になっていらないと判断したものは、フリマアプリや中古ショップで現金化。

文／水浦裕美　※andGIRL2025年夏号より