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向井理が語る映画『S-最後の警官-』の舞台裏「チームで励まし合い部活みたいだった」のメイン画像
andGIRL9月号より
若手俳優陣の中でも、ドラマ、映画、CMなど幅広く活躍し、特に女性からの圧倒的な人気を誇る向井理さん。そんな彼がこの夏、最新映画『Sエスー最後の警官奪還-RECOVERY OF OUR FUTURE』(8月29日公開)に出演。
ドラマに引き続き、本作でも主人公の神御蔵一號(かみくらいちご)を熱演。ドラマから1年後、ふたたび因縁の国際テロリストと対峙するというストーリーだけに、激しいアクションが伴い、撮影は相当に過酷なものだったはず。向井さんに直撃してみました。
*  *  *
ドラマも大変でしたが、映画はドラマを上回る大変さでした。スケールも大きく派手なり、300メートルぐらいあるタンカーにヘリから飛び降りて、すぐに走り出すとか、人間の関節には絶対よくないことをたくさんやりましたし(笑)、狭い船内でガーディアンという装具をつけてハードなアクションをするので、あちこちガンガンぶつかって、初日で『これはまずいぞ』と。
そこからまた走り込んだりして、下半身を鍛え直しました。ただ、今回はとにかく〝カッコいい〟ことにこだわりたかったので、アクションのための稽古の時間もたっぷりいただき、1年経って成長した神御蔵一號の姿に説得力が出たと思っています。
もちろん、体力的に大変だったのはNPS(警察庁特殊急襲捜査班)のみんなも同じ。ドラマ版のとき、急な流れの川で夜間訓練をするシーンがあったんですが、氷点下1度の厳しい条件の下、へたれそうになるのをチームで励まし合い、気合いで乗り切った思い出があります。部活みたいにお互いを必要とし合う経験が、作品にもいい形で映し出されているのではないでしょうか。
※『andGIRL』2015年9月号

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