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医師が教える〝腸が整う生活習慣〟とは?まずやるべき4つのアクションのメイン画像

できることから始めよう!小林暁子先生がすすめる腸活アクション

いくつかのアクションをご紹介しますが、すべてを一気に始めるのは大変。まずはできそうなものから始めて、少しずつアクションを増やしていって。1カ月続ければ効果を感じるはず!

お話をお伺いした方・・・小林メディカルクリニック東京 院長 小林暁子先生 

順天堂大学医学部を経て、同大学病院の内科・皮膚科に勤務。2005年に、「腸内環境を整えること」を軸に、内科と皮膚科の見地を含めた総合的アンチエイジング治療を行うクリニックを開業。腸活に関する書籍も多数。

夏場は1日2L以上、冬場は1日1.5L以上を目標に!

「体が脱水状態にあることは腸内細菌にとってあまりいいことではありません。なるべくこまめに水分を摂取するように心がけましょう。 特に寝ている間に体の水分が奪われるため、起床後すぐにコップ1杯の水を飲むのがおすすめ。水を飲むことで腸に刺激を与えることもできます」(小林暁子先生)

なるべく毎日同じ時間に起床するのがポイント

「睡眠不足だと自律神経のバランスが崩れ、交感神経が優位になって体は緊張状態に。そうなると、腸や消化管の動きが鈍くなって腸内環境が乱れてしまいます。睡眠サイクルを整えるために起床時間を一定にし、休日でも1時間多く寝る程度にとどめましょう。また、脳を刺激しないように寝る前のSNS利用も控えて」(小林暁子先生)

趣味や運動でモヤモヤを吹き飛ばせ!

「体にストレスがかかると瞬時に善玉菌と悪玉菌のバランスが変わってしまうほど、腸内環境は繊細です。現代社会ではストレスのない生活を送ることは難しいので、趣味や好きなことに没頭できる時間をつくったり、運動することでストレスを発散するように心がけてください」(小林暁子先生)

まずは15分程度のウォーキングから始めて

「昔の人と比べて腸内環境が悪化しているといわれますが、その原因のひとつが、現代人の運動量の少なさ。体を動かすことで腸の動きも活発になりますし、適度な運動をすることで神経伝達物質のセロトニンが分泌されるようになり、睡眠の質向上にもつながります」(小林暁子先生)

イラスト/腹肉ツヤ子 構成・文/水浦裕美 ※andGIRL2025年秋号より

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