LIFESTYLE
ツボ押しと温灸で血行を改善♡自宅で手軽にはじめられる温活習慣
冬本番に突入し、手足の冷えを感じている人も多いのでは?「毎年のことだから気にしていない」なんて言っている人は要注意!体の冷えを放置していると、体調不良や病気になることも。冷えを感じている人のために、漢方のアプローチで冷えを解消する方法をご紹介。
毎日の生活に取り入れるだけ!おうちで簡単♡冷えとりアクション
特別な道具を使わず、簡単におうちでできる冷えとりをご紹介。「冷え度」に合わせて行ったり、自分が取り入れやすいものを試してみて。
教えてくれたのは・・・イシハラクリニック副院長 石原新菜先生
医師、「ヒポクラティック・サナトリウム」副施設長。帝京大学医学部卒業後、同大学病院にて研修医として2年間勤務。現在は、父・石原結實のクリニックにて、主に漢方医学、自然治療、食事療法による長期の治療を行う。わかりやすい解説に定評があり、テレビやラジオなどのメディアでも活躍。『やせる、不調が消える 読む 冷えとり』(主婦の友社)など、冷えとりや自然治療に関する書籍を多数出版。
ツボ押しと温灸で血行を改善
「血行を改善し冷えを解消する方法として、昔から親しまれているツボ押しや、温灸もおすすめです。ツボは経穴とも呼ばれ、押すことで気の通り道である経絡を刺激することができ、体のエネルギーがスムーズに循環するようになるといわれています。温灸は、一般的によもぎの葉の裏側からとれるもぐさをツボの上にのせて燃やし、温熱効果で刺激して血行をよくする治療法。最近では火を使わないものもあり、手軽に取り入れられるようになってきました。それでも取り入れることに心理的ハードルを感じるようなら、ツボにドライヤーの温風を当てて温めるだけでも効果が期待できます。当てるときは、弱モードで肌から10~15㎝離して」
ツボ押しで気の巡りをスムーズに
ツボは体じゅうにありますが、冷えに効くといわれているのは右の7つ。親指の腹を当てて垂 直に力を加えて押しましょう。ツボ周辺を手のひら全体を使ってマッサージするのも効果的。
温灸の温熱刺激で血行を促進
最近では使いやすいグッズも登場し、初心者でも取り入れやすくなった温灸。冷えに効くツボの上や冷えている場所に温灸をのせ、温熱の刺激を加えるだけなのでとても簡単。
初心者でも取り入れやすい温灸GOODS
上部のシールをはがして肌に貼るだけで、発熱剤が反応してもぐさ成分と温熱が肌に届きます。温熱の持続は3時間。貼ったまま外出も可能。火を使わないお灸 せんねん灸太陽12コ入り(管理医療機器 温灸器 承認番号15900BZZ01362000)¥1,430/セネファ
繰り返し使えるデジタルお灸。粘着シール付きで体に固定でき、ワンタッチ操作で温度調節も可能。マカロンみたいに可愛い3色展開。フェムオンテック 温灸プチ 各¥5,940/アテックス
下腹部や骨盤まわりを温める「よもぎ蒸し」もおすすめ
韓国伝統美容「よもぎ蒸し」に着想を得た、下着に貼るだけの温熱パット。肌に直接触れる部分にはオーガニックコットン100%の不織布を使用。よもぎ温座パット 6回分 ¥1,320/グラフィコ
イラスト/腹肉ツヤ子 文/水浦裕美 ※andGIRL2025年冬号より
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