Beauty
肌の保湿にいいこと&悪いことまとめ♡美肌医師に聞く乾燥の原因とオススメ対策6選
肌の保湿が大事って、なんとなく認識していても〝ケアって面倒くさい〟のが、みんなの本音。でも乾燥を甘く見てると老け坂の急降下待ったナシ(これホント)。今すぐ見直せば、未来はもちろん明日の肌からぷるんぷるんをお約束!そんな、今さら聞けない〝保湿〟の基本のキ、生活習慣編をご紹介します!「保湿をがんばってるのに乾く」なら、ここに原因があるのかも!?
教えてくださったのは
日比野佐和子先生
アンチエイジングクリニックの最先端である『医療法人康梓会 Y’sサイエンスクリニック』統括院長。基礎研究から最新医療まで幅広い分野で活躍しメディア出演も多数。肌年齢は驚異の−22歳!
アンチエイジングクリニックの最先端である『医療法人康梓会 Y’sサイエンスクリニック』統括院長。基礎研究から最新医療まで幅広い分野で活躍しメディア出演も多数。肌年齢は驚異の−22歳!
保湿のために「やっていいこと」「悪いこと」
肌の乾燥要因は様々で、「こんなことで乾く!?」って場合も多々。ライフスタイルも見直さないと真の潤いは手に入らないということで、超美肌の日比野先生に、保湿のためにいいこと&悪いことを直撃!
Check!悪いこと
01日中ノーメイクですごすとより乾燥ダメージを受けやすくなる!
「肌老化の原因の約8割を占めると言われるのが紫外線。冬でも紫外線はゼロではないので、休日など家にいるからといって何も塗らないとみるみるうちに肌は乾燥していきます。特に10〜14時の紫外線量が多い時間帯は要注意!」
02寝る前のスマホタイムで肌ダメージが修復できず、カサカサに!
「ベッドでスマホを使ってブルーライトを浴びると、強い光に昼間だと脳が勘違いして体内時計が狂いがち。それにより、睡眠中に肌の修復・再生を促す美肌・成長ホルモン分泌が乱れ、バリア機能が低下。乾燥しやすい肌に」
03パンや白米の摂りすぎで肌のバリア機能が乱れて乾きがちに!
グルテンで腸内環境も悪化しちゃう〜!
「白米や白い砂糖などの糖質は、肌の糖化を促進します。糖化すると、肌内部の構造が崩れてバリア機能が低下。肌の水分が失われやすくなります。パンなど小麦に含まれるグルテンは、腸内環境を悪化させるので、これもバリア機能の低下につながります」
「白米や白い砂糖などの糖質は、肌の糖化を促進します。糖化すると、肌内部の構造が崩れてバリア機能が低下。肌の水分が失われやすくなります。パンなど小麦に含まれるグルテンは、腸内環境を悪化させるので、これもバリア機能の低下につながります」
パン好きさんは玄米パンにスイッチしてみて!
「保湿のためにもグルテンフリーはおすすめ。玄米はビタミンやミネラルが豊富。腸内環境も整うのでダイエットにも◎です」
日比野先生イチオシ
Check!いいこと
04自分のそばに〝コップ1杯の水〟を置くと乾燥防止に!
「空気の乾燥は肌の乾燥に直結します。乾燥防止には湿度を50〜60%に保つ必要があります。加湿器でもいいけれど、ベッドサイドや会社のデスクに1杯の水を置いておくだけでも有効」
05生芋こんにゃくを食べると潤い力が高まる〜!
「こんにゃくといっても普通のものではなく、白っぽい生芋こんにゃくを選びましょう。肌の潤いを保って外的刺激から守る働きを持つセラミドが豊富なので、乾燥解消に効果が期待できます!」
06ヨーグルトを毎日食べて乳酸菌を摂ると肌の保水力がUP!
「乳酸菌を摂ると肌のバリア機能が高まるというデータもあり、中でもヨーグルトは肌の水分保持量がUPする優秀食材。腸内温度と同じ約38°Cになるよう、電子レンジで少し温めると有効成分の吸収率が高まります」
肌の乾燥を改善したいなら、生活習慣も見直して!
乾燥した肌を何とかしようと思うと、つい化粧品を使ったスキンケアに意識が向きがち。だけど食べ物や生活習慣なども、実はうるおい不足の大きな要因なんです。寝る前のスマホやパン・白米の採りすぎなど、NG項目に心当たりがある人も多いのでは?ちょっとした見直しが美肌に繋がるので、まずは自分の日々の行動をチェック!
撮影/石澤義人 イラスト/佐藤ワカナ 取材・一部文/橋場鈴里