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後編/「この資料、少し早めにお願い」翌朝に出したのに課長から「遅いよ」とため息!今度こそと先輩の「来週目途で」に合わせて余裕を持って提出したら、フロア中に響く声で怒られ・・・のメイン画像

「この資料、少し早めにお願い」翌朝に出したのに課長から「遅いよ」とため息!今度こそと先輩の「来週目途で」に合わせて余裕を持って提出したら、フロア中に響く声で怒られ・・・

「察するのが普通でしょ」先輩のお説教はみんなの前で続く

先輩の声はさらに大きくなりました。「会議で資料がなくて、部長に頭を下げたのは私なんだからね」「社会人なら、言われなくても察するのが普通でしょ」と、お説教が止まりませんでした。私は「すみません」と頭を下げることしかできませんでした。課長の一件に続いて、また同じような失敗をしてしまった自分が情けなくて、目の奥が熱くなりました。近くの同僚たちも、気まずそうに画面を見つめていました。

そのとき、奥の席から課長が立ち上がり、こちらへ歩いてきました。課長は先輩に「ちょっといいかな」と声をかけ、私の画面に映った集計表をのぞき込みました。「中身はよくできてるね。数字もきれいにそろってる」と、まずは資料をほめてくれました。先輩は「でも、期限が」と言いかけましたが、課長は軽く手を上げて止めました。張りつめていたフロアの空気が、少しずつやわらいでいくのがわかりました。

課長のひと言で職場が変わった。あいまいな言葉はもう使わない

課長は先輩と私を交互に見て、「この前、僕も少し早めって頼んで、彼女を困らせたんだよ」と話し始めました。「目途も早めも、人によって受け取り方が違う。頼むほうは何日の何時までと伝える。受けるほうは、わからなければその場で聞き返す。今日からそれをチームの決まりにしよう」と、はっきり言いました。先輩は少し黙ったあと、「確かに、日付を言わなかった私も悪かったね」とつぶやきました。

その日の午後、先輩はわざわざ私の席まで来て「さっきは大きな声を出してごめんね」と謝ってくれ、私もほっと胸をなでおろしました。それ以来、チーム内の依頼メールやチャットには必ず日付と時間が書かれるようになりました。私も迷ったときは「何日の何時までにお出しすればいいですか?」と、その場で聞くようになりました。言葉のすれ違いで落ち込んでいた毎日が、課長のひと言で少しずつ楽になっていったのです。


いかがでしたか?「少し早め」や「来週目途」のようなあいまいな言葉は、人によって受け取り方がまったく違います。頼む側は日時をはっきり伝え、受ける側はその場で確かめる。それだけで行き違いは減らせそうですね。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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