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後編/「子連れに厳しいお店で最悪」土足でソファに飛び乗りクッションを投げ合う子どもを放置しスマホ片手に笑う母親!優しくお願いしたら2日後に「店主に怒鳴られた」とSNSにウソを書かれ・・・のメイン画像

「子連れに厳しいお店で最悪」土足でソファに飛び乗りクッションを投げ合う子どもを放置しスマホ片手に笑う母親!優しくお願いしたら2日後に「店主に怒鳴られた」とSNSにウソを書かれ・・・

客足が遠のいたカウンターで、ひとり落ちこむ夜

それからの数日間、私は生きた心地がしませんでした。ランチの時間になっても客席はがらんとしたままで、仕込んだケーキが毎日余っていきました。「やっぱり言わなければよかったのかな」と、閉店後のカウンターでひとり落ちこむ夜が続きました。投稿には「ひどい店」「二度と行かない」と書きこむ人もいて、スマホを見るたびに手が震えました。何も悪いことはしていないのに、言い返す方法すら思いつきませんでした。

そんなある朝、店のSNSにたくさんの通知が届いていました。おそるおそる開いてみると、あの投稿に常連の女性が店のアカウントをつけて返信をしていたのです。そこには「その場にいましたが、店主さんは怒鳴っていません。土足でソファに乗るお子さんに、しゃがんでやさしく声をかけていました」と、当日の様子がていねいに書かれていました。さらに「あの親子、ほかの店でも同じことをしていた」という声まで続いていました。

アカウントごと消えた投稿。店先には開店前から小さな行列

流れは一気に変わりました。「ウソの投稿で小さなお店をつぶすなんてひどい」「土足でソファはさすがにない」という声が次々と寄せられ、母親の投稿には批判のコメントが殺到しました。そしてその日の夕方、投稿はアカウントごと消えていました。翌日には口コミの低評価も減り始め、代わりに「応援しています」という書きこみが増えていきました。私はスマホを握りしめたまま、カウンターの中でしばらく動けませんでした。

週末、店のドアを開けると、開店前から数組のお客さんが待っていてくれました。「投稿を見て来ました。ケーキ、まだありますか?」とほほえむ女性の横には、小さな娘さんがお行儀よく立っていました。私は常連の女性に、お礼のケーキを焼いて手渡しました。「見たままを書いただけよ」と照れる姿に、思わず目がうるみました。その日も店のソファでは、親子連れのお客さんが小さな声でおしゃべりを楽しんでいました。


いかがでしたか?しゃがんでやさしく注意した主人公の対応は立派でしたね。見たままを書いた常連さんの勇気ある返信が、小さなお店を救いました。SNSのひと言が誰かの暮らしを壊すこともあると、心にとめておきたいですね。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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