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【芳麗・女と文化の話】やついいちろうが語るアラサー女子のリアルな欲望を叶える方法のメイン画像

Check!本日の芳麗のおすすめカルチャー

『それこそ青春というやつなのだろうな』やついいちろう(著)・PARCO出版

やついさんが芸人の夢を追いかけて過ごした大学時代をリアルに綴った青春エッセイ。家賃1万8千円4畳半のボロボロなスサキ荘に集う落研部員たちは、「全国大学対抗お笑い選手権大会」を目指して悪戦苦闘する。夢を叶える情熱、仲間内の関係性に胸を熱くしながら、大人になっても楽しく生きる術も学べる。

Check!ゲスト:やついさんのおすすめカルチャー

毎年、フェスを主催するほど音楽好きなやついさんが、今注目する若手アーティストとは? 「カネコアヤノちゃんとGEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーです。2組とも誰かに踊らされず、自分を貫いている、稀有なアーティストって感じが良いなぁって。やっぱり、他人に用意された衣装を着るとか、アーティストじゃないよなぁって、俺は思っちゃう。」

「やさしい哺乳類」マヒトゥ・ザ・ピーポー

「彼の表現はとても詩的なんだけど、 その美しさに照れてない感じがまた良いんです」(やつい)。最新作は、GEZANの人気曲「待夢」のアコースティックカバーも収録。

「燦々」 カネコアヤノ

「裸足で弾き語る様子がとても魅力的。潔い侍みたいなんです」(やつい)。先日、リリースされたばかりの新作の世界観は、柔らかくも繊細で、どこか尖りを内包しているよう。

Profile

やつい・いちろう
お笑い芸人。お笑いコンビ・エレキコミックのボケ担当。俳優、DJ、ラジオのパーソナリティーなど幅広く活躍中。また、音楽・お笑い・ミュージシャン・文化人を交えて行うエンタテインメントフェス「YATSUI FESTIVAL!」を手掛けている。初のエッセイ小説『それこそ青春というやつなのだろうな』(PARCO出版)が発売中。

舞台 エレキコミック第29回発表会「Ron Ron Maroon Queen」10月23〜27日に、東京にて開催。詳細はHPへ!
芳麗(よしれい)
 NHK山形局のキャスターを経て、文筆業に。女性の生き方にまつわるコラムとインタビューを主軸に、本誌のほか、雑誌、WEBなど多くの媒体などで連載・執筆。著作に「3000人にインタビューして気づいた! 相手も、自分も気持ちよく話せる秘訣」(すばる舎)、「LOVEリノベーション」(主婦の友社)など。好きなものは、旅とご飯とカルチャー全般。

芳麗の対談後記

やついさんのラジオもよく聴いていて、その視点に興味津々。自由にいろんな話を聞かせていただきました。 「人生の本質は勝ち負けじゃない」という至言に、2010年の「キング・オブ・コント」の決勝を思い出してグッときました。2本目のネタやスタジオでのコメントも含めて、あの日のエレキコミックは突き抜けて明るく面白くて。8位でもとても輝いていたので。
撮影/相原舜

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