【別府由来】演じる役はクズ役ばかり！？由来くんのお仕事論｜andBOY vol.3

役を演じること、音楽への思い、さまざまな出会いと縁、謎多きプライベート♡26歳になって改めて回帰する、「別府由来の熱」に迫ります。

別府由来のこれから

ラジオ『FESTIVAL OUT』は、ゲストのファンと同じ熱量で語れることを目標に

芸能に入って最初の仕事がラジオ。もともと音楽を聴くのは好きで、気がついたら周りにいつも音楽がある日常でした。小さいころは歌うのが好きで女性キーの曲をよく歌っていました。が、声変わりで歌えず失敗して挫折。でも曲を聴くことはやめず、『SCHOOL OF LOCK！』などのラジオ番組もずっと聴いていました。僕の音楽番組での理想は、役者として知名度を上げ、パーソナリティとしてバンドの方々をお呼びし、お互いリスペクトしながら話す！をイメージしていたのですが、いきなりそれがデビューしてすぐの仕事になったんです。

数日前までライブハウスに通っていたマジファンが、そのままラジオ局に来ちゃった、みたいな不思議な構図でスタートして。でもそれが珍しかったというか。僕は当時、時間が有り余っていたので誰よりもゲストの曲を聴いていたと思うんです。ゲストが決まって、新曲を聴いて、聴いたことがなければ過去の曲から聴いて。アーティストへのリスペクト、曲への敬意は忘れないように。古くから応援しているファンの人とも通じ合えるくらいの熱量で対峙しよう、というのを目標にしていました。そうしたら少しずつ聴いてくれてる方々に伝わっていると感じたんです。

最近ではゲストのアーティストの方から「戦隊のドラマを息子が見てたよ」って言ってもらえることもあります。僕にとって音楽（ラジオ）は初心に戻れる仕事なので、これからも大切にしたいと思っています。（緊張するアーティストとかいませんか？）よくそう言われるんですが、僕、好きという気持ちが勝っちゃうのかもです。そこは自分の強みなのかも。

別府由来

ジャケット¥63,800、Tシャツ¥23,100、シャツ¥39,600、パンツ¥52,800、靴¥52,800／以上VEIN（SakasPR）　その他／スタイリスト私物

縁がある人とは不思議とちゃんとつながっていく

この雑誌が発売されるのは、オーディションで決まった役が放送され始めるタイミングですかね？ひとつは僕の撮影は1日で終わった作品ですが、新しい感じを出せたんじゃないかと。でも・・・戦隊であんなキャラ（無職で労働嫌いの役）をやったせいか、クズな役が多くて（笑）。キラキラした学園ものとかやりたいのに。でも自分でも、クズ似合うなって思います。一視聴者として、学園ものの教室の端に、メイン以外でこれ（自分）がいたら、体大きいし、違和感しかないですよね（笑）。残りの２作品のうちひとつは、御曹司の役なんです。すごい振り幅ですよね。最近、別の現場で出会った人や、美容師時代に声をかけてくれた人と仕事をご一緒することが多いんです。縁がある人とは不思議とちゃんとつながっていく。僕はこれからもその縁を大切にしていきたいです。