BEAUTY
【サプリ・漢方】実際インナーケアをしている人はどれくらい?素朴な疑問や効果的な方法を専門家に聞いてみた
最近、美容に詳しい人がこぞって始めているのが、内側からキレイと健康をめざすインナーケア。まだ始めていない人のために、効果的なとり方や気をつけるべき点を医師に取材しました。サプリメントや漢方などの選び方&効率的なとり方をチェックして!
現代人の体内は想像以上に乱れてる!インナーケアのために生活習慣の改善をすべき理由を医師が解説
インナーケアの効果をしっかり出したいのなら、まずは生活習慣の改善が必要だとか。その理由を石原先生に教えてもらいました。
教えてくれたのは・・・石原新菜先生(医師)

医師、「ヒポクラティック・サナトリウム」副施設長。「イシハラクリニック」にて、主に漢方医学、自然治療、食事療法による長期の治療を行う。わかりやすい解説にも定評があり、各種メディアでも活躍中。
〝インナーケアを効かせるため栄養が隅々まで届く体に変えることから始めて〟
偏った食生活や睡眠不足、シャワーだけの生活など、現代人のライフスタイルは肌にも健康にもよくないことばかり。このような生活を続けていると、栄養を体じゅうに運ぶ役割のある血管が細くなり、体調不良や、肌が荒れる原因に。インナーケアの効果を高めるためにも、まずはバランスのいい食生活や入浴など、血液の流れをよくすることから始めてみて。生理のある女性は貧血気味の人が多いので、鉄分やカルシウム、ビタミンDなどを意識的にとって。美肌目的なら、ビタミンA・C・D、ビタミンB群などがおすすめです。
石原先生が答えるインナーケアの疑問
インナーケアを始めてどれくらいで変化を感じられるもの?
おおむね1カ月が目安。肌細胞のターンオーバーが28日なので、美肌系インナーケアなら1カ月は続けて。腸活なら、1〜2週間でお腹の調子が変わるはずです。
サプリメント、漢方、ドリンク、それぞれの違いとは?
漢方薬は効果効能が認められ、不調を治してくれる薬。サプリは栄養を足してくれる補助食品、ドリンク類は科学的根拠に基づき健康の維持促進が認められた食品のこと。
複数のインナーケアを組み合わせてとるとき気をつけるべきことは?
サプリメントやドリンクはあくまでも補助的な食品なので、組み合わせてとってもOK。ただ、服用量を守るようにして。心配なら医師や薬剤師に相談してください。
効果を出したいから多めにとるのってあり?
ものによっては多少多めにとったほうが早く効果が出る場合もありますが、過剰摂取で健康被害を起こすことも。多めにとりたければ、医師や薬剤師に相談して。
最近ベジカプセルが話題。動物性のものとどう違うの?
ベジカプセルはデンプンや海藻から、動物性は豚や牛、魚のゼラチンからできたもの。アメリカでは植物性が主流ですが、アレルギーがなければ神経質になる必要なし。
インナーケアアイテムは何をチェックして選んだらいい?
どんなに魅力的な謳い文句が述べられていても、無名な会社のものは少し用心して。毎日口にするものだから、大手メーカーのほうが安心度は高いかもしれません。
andGIRL読者にアンケート!みんなはインナーケア始めてる?
日常的にサプリメントをとっている?

YESと答えた人の多くがとっていたのがビタミンC。シミのない美肌をめざしてみんながんばっているよう。「肌のターンオーバーを正常化させるビタミン類と、血糖値をコントロールするサプリを愛飲中」(商社勤務/藤原美歩さん・27歳)
漢方薬を取り入れている?

注目されつつある漢方ですが、続けている人はまだ2割程度。五苓散や防已黄耆湯など、むくみを改善するものが人気。「むくみを感じるとき、体内の余計な水分を排出するために防已黄耆湯を飲んでいます」(メーカー勤務/小林悠子さん・39歳)
美容・健康ドリンクを飲んでいる

ビタミンやコラーゲン、腸活ドリンクなどが支持されています。その他、酢やトマトジュースを飲んでいるって人も。「お気に入りは『キレートレモンMUKUMI』。体力チャージとむくみ予防の効果を感じてます」(会社人事/木村咲彩さん・29歳)
インナーケアを続ける理由は
1位:美容
2位:健康
3位:免疫力アップ
美白や肌の弾力アップなど美容目的でケアをしている人が大半。年齢とともに健康や免疫力も気になりだしたって人も。「ビタミンC・B、ビオチン、セラミドのサプリを飲み始めて肌が変わった気がします」(マスコミ関連会社勤務/手塚涼美さん・26歳)
2025年5月2日〜6日にandGIRL読者モニターへのメールとInstagramのストーリーズ機能を利用してアンケートを実施。n=135
文/水浦裕美 ※andGIRL2025年夏号より
あわせて読みたい

BEAUTY
2025.06.11
話題のHer lip toから登場したフェムケアライン♡完成まで2年かかったこだわりとは?


