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ニキビや湿疹など〝マスクの肌荒れ〟を解決!皮膚科医が教えるマスクが手放せない日々の肌トラブル対策法のメイン画像

皮膚科医直伝!〝マスクの肌荒れ〟が気になるときのスキンケアをチェック

01洗顔はとにかく優しく!泡で洗う感覚を大切に

「トラブルを抱えた肌は敏感になっています。特にニキビができているときは、いつも以上に優しいスキンケアを心がけてください。洗顔では、手で泡を動かして汚れを浮かすイメージで。洗顔ブラシなど、摩擦を起こすものは御法度です」

02ニキビ肌にはたっぷり保湿がマスト!ハンドプレスでうるおいチャージして

敏感肌・ニキビ用のスキンケアラインで優しく水分補給

「〝ニキビ=脂っぽいから保湿は控えめに〟は間違い。皮膚科を受診するのが一番ですが、難しい場合は敏感肌用やニキビ用の優しい成分のアイテムでたっぷり保湿をしましょう。抗炎症作用をもつ成分配合タイプもオススメです。ただしニキビ用化粧品の中でも殺菌目的のものはNG。アクネ菌は本来善玉菌。強力に殺菌すると、肌の菌バランスが崩れ、肌荒れするので避けてください。また化粧水をつける際は、ハンドプレスで。コットンで擦る行為も刺激のひとつになります」

03湿疹には〝保湿クリームのみ〟の引き算スキンケアが◎

「肌トラブルがあると、美容液などあれこれ使いたくなってしまいますが、それは肌にとっての刺激になることがあります。湿疹がある場合は、洗顔のあとに保湿クリームのみのシンプルケアで充分。クリームは水分量が少ないものがオススメです」

Point!こんな保湿成分が入っているクリームをセレクトして

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • アミノ酸
  • 多糖類
  • グリセリンなど多価アルコール類
  • ヘパリン類似物質

保湿クリームは、上記の保湿成分を含むものを目安に。ぜひ手持ちアイテムのパッケージをチェックしてみて!なお、表示されている名称は分子構造の細かな違いで様々な表現になり分かりにくい場合もあります。複数あるときは、より低刺激で優しい処方のものを選びましょう。

Check!敏感肌用ラインや消炎作用のあるものもGOOD!

「新しい化粧品は刺激になる可能性があるので、肌荒れしているときは避けた方が無難。ただし、肌に優しい敏感肌用アイテムに頼るのはアリ。また、炎症が特に気になる場合は、トラネキサム酸やグリチルリチン酸2Kなど、消炎作用のある成分を含むものもよいでしょう」

04毛穴のつまりが大敵!ニキビには角層ケアをプラスして

週2~3回、ピーリングクリームや酵素洗顔でスペシャルケアを

「ニキビの原因は毛穴の入り口が狭くなって皮脂や汚れが溜まること。角層を優しく溶かしてくれる家庭用ピーリングや酵素洗顔を取り入れるのも効果的です。ただしやりすぎはNG。週に2〜3回を目処に。いつもの肌状態よりも乾燥しやすくなるので、丁寧な保湿も忘れずに!」

05クレンジングはオイルで素早く!で負担を最小限に

「クレンジングはオイルタイプがオススメ。不器用でも短時間でメイクと乳化し、こすり過ぎることなくオフができます。なじませる時間は30~40秒で、洗い過ぎに注意を。また、洗い残しもトラブルの原因になるので、たっぷりのぬるま湯で十分にすすいでください」

Point!拭き取りタイプやオフに時間がかかるものは避けて

「拭き取りタイプや落とすまでに時間がかかるクレンジング剤は、摩擦が生まれ肌に刺激を与えてしまうので避けるのがベター。クレンジングのコツは優しく、素早く! 肌への負担を最小限に抑えてあげましょう」

Check!日焼け止め+粉おしろいでクレンジング不要にするのもアリ!

「肌への負担をとことん減らすなら、ファンデーションなどオフが必要になるアイテムは避けて、クレンジングをなくしてみましょう。日焼け止めを薄く塗り、石鹸で落とせる粉おしろいのみでベースメイクを完結させてみて。」

今日から実践!「擦れ」と「蒸れ」を抑えるマスクの使い方

マスクと肌の間に柔らかい不織布を挟んで摩擦軽減

「不織布をマスクサイズにカットし、肌との間に挟むだけ。やわらかな肌当たりの不織布のおかげで、摩擦が軽減されます。汚れなどが気になる場合は、3時間毎に交換を。1日に2回交換すれば充分です」

1時間に1回はマスクを外して蒸れスッキリ

「定期的にマスクを外して蒸れを逃すと、炎症の悪化が抑えられます。外すときは周囲に人がいないか確認を。またマスク表面にウイルスが付着していることもあるので、ヒモを持って外しましょう。個室に限り、マスクを外すのも効果的です」

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