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後編/「1人1回までですけど、何回も並んでますよね?」帽子やマスクで変装しては、人気の限定雑貨を何度も買っていく転売ヤー夫婦!フリマアプリで定価の3倍の出品を見つけ、店長に相談すると・・・
読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!購入は1人1回までの人気商品を、変装して何度も買っていく転売ヤー夫婦。見かねた店員の私は、店長とある作戦を考えて・・・。あなたもこんな客を見かけたことはありませんか?
「1人1回までですけど、何回も並んでますよね?」帽子やマスクで変装しては、人気の限定雑貨を何度も買っていく転売ヤー夫婦!フリマアプリで定価の3倍の出品を見つけ、店長に相談すると・・・
店長と考えた作戦。次の限定マグは予約受付で全員に届ける
私はフリマアプリの画面を保存して、店長に見せました。店長は腕を組んでしばらく考えたあと、本部に相談してみると言ってくれました。数日後、本部から返事が届きました。冬の限定マグは店頭での先着販売をやめ、期間中に予約した人には全員に届ける受注販売にするというのです。発表は、夫婦が前回の柄を大量に買いこんだあとでした。お知らせのポスターを貼りながら、私は少しわくわくしていました。
受注販売が始まると、欲しい人は誰でも定価で手に入るようになりました。さらに、前回の柄も好評につき再販が決まったのです。フリマアプリをのぞくと、定価の3倍だった夫婦の出品は、値下げをくり返しても売れ残っていました。行列のなくなった店内では、子ども連れのお母さんが「これでゆっくり選べます」とうれしそうに予約票を書いていました。私はその笑顔を見て、ようやくほっと肩の力が抜けました。
売れ残ったマグを返品しに来た夫婦。私が伝えたひと言
受注販売が始まって3週間ほどたった日の夕方、あの夫婦が大きな紙袋を両手に提げて現れました。中には、前回の限定マグが20個以上入っていました。妻は「全部未使用だから返品できるでしょ」とカウンターに袋を置いたのです。私はレジ横の掲示を指さし、「限定品は返品をお受けしておりません。購入のときにもお伝えしています」と答えました。夫婦が転売のために買った分は、そのまま手元に残ることになりました。
妻は「こんなに売れないなんて聞いてない!」と顔を真っ赤にしました。夫は袋を持ったまま、何も言わずに出口のほうへ歩いていきました。店長は私の後ろで、知らん顔をしながら笑いをこらえていました。それ以来、夫婦の姿を店で見かけることはなくなりました。今では入荷日になると、常連のお客さまが新しい柄の話をしに来てくれるようになりました。そんな会話のほうが、どんな売上よりうれしく感じました。
いかがでしたか?変装してまでルールをすり抜けた夫婦も、受注販売と再販で売るあてをすっかりなくしてしまいました。転売のための買い占めは、本当に欲しい人の楽しみを奪います。困ったときはお店や本部に相談しましょう。
原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています
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