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「有休消化期間は社員なので、遠慮なく連絡する」転職を伝えた私に言い放つパワハラ課長!有休初日に私用携帯の番号を社内メーリスで流され、先輩に相談してみると・・・
読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!パワハラ課長に転職を伝えると、有休中の私の携帯番号を社内メールで全社員に流されました。鳴りやまない電話に追いつめられた私が取った行動とは・・・。あなたの職場は大丈夫ですか?
憧れの出版社で終電帰りの毎日。課長の暴言に心が折れかける
私は子どものころから本が好きで、憧れていた出版社に入社しました。けれど現実は甘くなく、雑誌の編集部で毎日終電まで働く日々でした。さらにつらかったのは、課長の暴言でした。ミスがなくても「こんな企画しか出せないなら辞めれば?」と会議でみんなの前で笑われました。体重は半年で5キロ落ち、朝になると涙が出るようになりました。このままでは体がもたないと思い、私は転職を決めたのです。
次の職場が決まり、最初に打ち明けたのは、いつも気にかけてくれていた先輩でした。先輩は「よく決めたね。体がいちばん大事だよ」と言ってくれましたが、すぐに表情を曇らせました。課長は以前、辞めていった後輩にも退職日まで嫌がらせを続けていたそうです。先輩は「何かされたら、すぐ私に言ってね」と念を押しました。私は心強く思いながらも、課長に伝える日が近づくにつれ、ゆううつな気持ちがふくらんでいきました。
退職を渋々認めた課長。有休中も「遠慮なく連絡する」と宣言
意を決して退職を伝えると、課長は「この忙しい時期に辞めるなんて、社会人として失格だね」と鼻で笑いました。それでも私は引かず、「もう決めたことです」とくり返しました。課長は大きなため息をつき、ようやく退職を認めました。ただし最後に、「有休消化期間は社員なので、遠慮なく連絡する」と言い放ったのです。私は嫌な予感がしましたが、引き継ぎさえきちんとすれば大丈夫だと自分に言い聞かせていました。
最終出勤日までの2週間、私は担当していた企画のすべてを資料にまとめ、後任とも何度も打ち合わせをしました。そして有休の初日の朝、私の携帯が鳴りました。知らない番号からで、話したこともない営業部の社員でした。その後も電話はひっきりなしにかかってきました。不思議に思って先輩に連絡すると、課長が全社員向けのメーリングリストに、私の私用携帯の番号を流していたことがわかったのです。
鳴りやまない私用携帯。先輩と集めた嫌がらせの証拠
メールには「退職者は有休中ですが社員です。不明点は本人の私用携帯へ直接どうぞ」と書かれていました。宛先は300人を超える全社員でした。その日だけで電話は20件を超え、中には「番号が回ってきたから」と言うだけの、いたずらのような電話もありました。休むはずの有休が、まるで休日出勤のようになっていきました。先輩は「これは嫌がらせだよ。個人情報を勝手に流すのは会社の規則違反だからね」と怒ってくれました。
先輩は課長が送ったメールをそのまま私に転送してくれました。私も着信の履歴をすべてスクショに残し、日時と相手をノートに書き出しました。会議で受けた暴言も、日付と内容をメモに残していました。先輩は「人事にも、コンプライアンスの窓口にも出そう。私も証言するから」と言ってくれました。先輩がいなければ、私はとっくに心が折れていたはずでした。私は先輩と相談しながら、出すものを一つひとつそろえていきました。
人事が動いて課長は異動に。メーリスに流れたのは課長の謝罪文
私は有休中に人事部へ連絡し、転送してもらったメールと着信の記録、暴言のメモを提出しました。担当者は、私用の番号が全社員に流された文面を見て絶句していました。翌週には聞き取りが始まり、先輩や同じ編集部の後輩たちも、課長の暴言について次々に証言してくれたそうです。課長は「引き継ぎのためにやっただけだ」と言い張りましたが、私の引き継ぎ資料に抜けがなかったことは、後任が証明してくれました。
処分が決まり、課長は役職を外れて地方の倉庫管理の部署へ異動になりました。同じメーリングリストには、課長の名前で「個人の電話番号を不適切に送信しました。おわびします」という文面が流れたそうです。私の携帯もぴたりと静かになりました。先輩からは「編集部の空気が見違えるほど明るくなったよ」と連絡がありました。私は残りの有休で温泉に行き、新しい職場に向けてゆっくり体を休めることができました。
いかがでしたか?退職する部下に嫌がらせを続けた課長は、自分が流したメールがきっかけで立場を失いました。理不尽な扱いを受けたときは、証拠を残し、社内の窓口や信頼できる人に相談することが大切ですね。
原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています


