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後編/「貯金が趣味なんだ」と話す堅実な彼氏のデートは徒歩移動と具のないおにぎりだけ!将来の計画ノートには「指輪は中古で十分」の文字→貯めたお金の使い道を聞いてみると・・・のメイン画像

「貯金が趣味なんだ」と話す堅実な彼氏のデートは徒歩移動と具のないおにぎりだけ!将来の計画ノートには「指輪は中古で十分」の文字→貯めたお金の使い道を聞いてみると・・・

「結婚式はなし、指輪は中古」彼のノートに並んだ将来の計画

ノートの1ページ目には、大きな字で「結婚式はなし、指輪は中古で十分」と書かれていました。彼は「式なんて1日で何百万も消えるんだよ。指輪もリサイクルショップで探せば数千円だから」と得意げに話しました。新婚旅行は行かず、家具は知り合いのおさがりでそろえる予定だそうです。私は言葉を失いながらも、「それで、貯めたお金は何に使うの?」と聞いてみました。家や子どものためなど、何か目標があると思ったのです。

すると彼は首をかしげ、「使わないよ。通帳の数字が増えていくのが楽しいんだ」と笑いました。さらに、結婚したら私の給料もすべて彼の口座に入れ、毎月決まった額だけ渡す計画だそうです。食費は1日500円、美容院は年に1回と、ノートには私の分の決まりまで細かく書かれていました。彼にとって貯金は何かのための手段ではなく、増やすこと自体が目的だったのです。私の背中に冷たいものが走りました。

ノートを閉じて別れを告げた日。最後まで変わらなかった彼

私はノートを閉じて、彼に返しました。「私は、ふたりで楽しく使うためにお金を貯めたいの。あなたとは考え方が合わないと思う」とはっきり伝えました。彼は驚いた顔で「節約できない人だとは思わなかった」と言い、次の瞬間、スマホの電卓をたたき始めました。そして「今まで渡したおにぎりの米代と、誕生日のボールペン代を返してほしい」と言ってきたのです。あきれて、怒る気にもなれませんでした。

私は財布から千円札を出し、「おつりはいらないから」とテーブルに置いて部屋を出ました。帰り道、ひとりで駅前のカフェに入り、ずっと飲みたかった季節限定のラテを頼みました。後日、友人から、彼が「千円ももらえて得をした」と話していたと聞きました。最後まで彼らしい人でした。その半年後、私は旅行やおいしい食事を一緒に楽しめる人と出会いました。お金の使い方が合う人との毎日は、思っていた以上に心が軽いものでした。


いかがでしたか?堅実に見えた彼の正体は、お金を貯めること自体が目的のドケチでした。結婚前に価値観の違いに気づけたのは幸いでしたね。お金の使い方は毎日の暮らしに直結するからこそ、早めに話し合っておきたいものです。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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