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「俺は今日初めて来たんだ」毎日スーパーの試食を食べ尽くし帽子やサングラスで変装までしている男性客!ウインナーを10本以上食べていく→購入を勧めると逆ギレしてきてその理由は・・・
読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!スーパーで試食販売をしていた主人公の前に、毎日現れては大量に食べていく男性客。変装までしてやってくる男に、主人公が取った行動とは・・・。こんな客、見たことありますか?
スーパーの試食コーナーに毎日現れる、ひとりの男性客
私は近所のスーパーで、週5日の試食販売のパートをしていました。担当は精肉売り場の前で、ホットプレートで焼いたウインナーを爪ようじに刺して配る仕事でした。お客さんの「おいしいね」という声を聞けるのがうれしくて、毎日楽しく売り場に立っていました。ところがある日から、60代くらいの男性が開店直後にやってくるようになったのです。男性はひと口食べると、飲み込む前に次の1本へ手を伸ばしました。
男性は「うまいねえ、これ」と言いながら、焼き上がったそばから次々と口に運んでいきました。気づけば10本以上を平らげ、レジでは豆腐を1丁だけ買って帰っていきました。それが1日で終わらず、次の日もその次の日も続きました。ほかのお客さんの分がなくなり、子ども連れのお母さんが残念そうに去っていくこともありました。私はホットプレートを前に、どう声をかけたものかと毎日頭を抱えていました。
帽子にサングラスでも隠せなかった、赤い靴ひものスニーカー
しばらくすると、男性は帽子やサングラス、マスク姿でやってくるようになりました。午前と午後で上着まで変えて、1日に2回現れる日もあったのです。それでも同じ人だと気づけたのは、赤い靴ひものスニーカーと「うまいねえ、これ」という口ぐせが毎回同じだったからでした。隣の棚で品出しをしていた同僚も、男性を見ながら小声で私に耳打ちしてきました。「あの人試食食べるの何個目?毎日いるよね?」
このままでは、ほかのお客さんに試食が行き渡らず、出している意味がありませんでした。私は思い切って、男性が5本目に手を伸ばしたところで声をかけました。「お気に召したようでしたら、1パックいかがですか?」すると男性はサングラスの奥から私をにらみ、「試食はタダだろ。客に買えって言うのか!」と売り場中に響く声で怒鳴ったのです。まわりのお客さんが一斉に振り返り、私はその場で固まってしまいました。
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原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています


