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「明日のドレス白にしたの♡」友人の結婚式に真っ白なロングドレスで現れた目立ちたがりの女友達!披露宴で男性に声をかけまくり、新郎の兄にまで猛アプローチを始めた結果・・・のメイン画像

学生時代から目立ちたがりの友達と、共通の友人の結婚式へ

私には、学生時代からの付き合いの友達がいました。彼女は昔から、自分が主役でないと気がすまないタイプでした。友達の誕生日会では主役より先にケーキのろうそくを吹き消し、サークルの集合写真ではいつも真ん中に立っていたのです。根は悪い子ではないと思って付き合ってきましたが、まわりがひやりとする場面は何度もありました。そんな彼女と一緒に、共通の友人の結婚式に参列することになりました。

結婚式の前日、私は彼女から「明日のドレス、白にしたの」とメッセージを受け取りました。驚いて「白は花嫁さんの色だから、やめたほうがいいよ」と返しましたが、既読がついたまま、返事はありませんでした。当日、式場の前で待っていると、彼女は本当に真っ白なロングドレスにレースの手袋まで着けて現れたのです。まわりのゲストたちがひそひそと話し始め、私は思わずその場で頭を抱えてしまいました。

前の席をねだったあとは、披露宴で男性ゲストに声をかけ回る

式場の受付では、新郎のお兄さんと奥さんが並んでゲストを迎えていました。すらりと背の高いお兄さんの隣で、奥さんが明るい笑顔で「今日はありがとうございます」とあいさつしてくれました。挙式の会場に入ると、友達は親族席のすぐ後ろまで進み、「私は前に座りたい♡」と近くのスタッフに言い出しました。ていねいに断られた彼女は、不満そうに口をとがらせながら、しぶしぶ私の隣に戻ってきたのです。

披露宴が始まると、彼女のふるまいはさらにエスカレートしました。歓談の時間になるやいなや新郎の友人たちのテーブルを順番に回り、「イケメンですね♡連絡先交換しましょう♡」と自分のスマホを差し出したのです。私が「お願いだから席に戻って」と止めても、「せっかくの出会いの場なのに」とまったく聞く耳を持ちませんでした。そして彼女が次に向かったのは、受付で見かけた、あの新郎のお兄さんの席でした。

新郎の兄の隣に座りこむ友達。背後から聞こえた静かな声

友達はお兄さんの隣の空いた椅子に座りこみ、「受付で見かけてから、ずっと気になってたんです♡」と話しかけました。お兄さんはすっかり困った顔で「ありがとうございます。でも・・・」と言いかけました。そのとき後ろから「主人に何かご用ですか?」と、やわらかいけれどよく通る声がしたのです。振り返ると、受付であいさつしてくれた奥さんが、グラスを手に、にこやかな笑顔のまま立っていました。

友達は「え、奥さんいたの?」と声を上げ、その場で顔をひきつらせました。近くのテーブルからは失笑がもれ、白いドレスの彼女に会場中の視線が集まりました。奥さんは彼女のドレスにちらりと目をやり、「今日は主人の弟の大切な日なので、新婦さんを立ててあげてくださいね」と静かに、でもはっきりと言いました。何も言い返せなくなった彼女は、小さなバッグをつかむと、逃げるように会場を出ていきました。

披露宴のあとに新婦から届いたメッセージ。友達とは少しずつ距離を置く

披露宴はその後、何事もなかったように進み、最後は新婦から両親への手紙で会場中があたたかい涙に包まれました。友達が戻ってくることはなく、そのまま二次会にも姿を見せませんでした。その夜遅く、話を聞いた新婦から「止めようとしてくれてありがとう。お兄さんの奥さんにも助けられたよ」と長いメッセージが届きました。私は「すてきな式を最後まで見届けられてよかった」と返し、ようやくほっと息をつきました。

後日、友達からは「みんなノリが悪すぎ」とだけ短い連絡がありました。最後まで、自分の何がいけなかったのかまったくわかっていないようでした。私はそれ以上は返さず、これからは少しずつ距離を置くことにしました。あの日の主役は、白いドレスの彼女ではなく、ウェディングドレスで笑う新婦でした。新婦から送られてきた式の写真に、彼女の姿がほとんど写っていなかったのもなんだか当然のことに思えました。


いかがでしたか?前日から白いドレスをやめるよう伝え、当日も友達をいさめ続けた主人公の誠実さが光りましたね。お祝いの席の主役は、あくまで新郎新婦です。招かれた側こそ、思いやりを忘れずに参列したいものですね。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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