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後編/「親のめんどうは娘がみるものでしょう!」父の介護を理由に、私に仕事を辞めて実家へ戻れと迫る母!近所に住む兄には何も頼まず、断ると「恩知らず」と激怒→さらに親戚にまで嘘を広め始めて・・・
読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!父の足腰が弱ったとたん、遠くで働く娘の私にだけ介護を任せようとする母。追いつめられた私が悩みを打ち明けた相手とは・・・。あなたの家族にもこんな人はいませんか?
「親のめんどうは娘がみるものでしょう!」父の介護を理由に、私に仕事を辞めて実家へ戻れと迫る母!近所に住む兄には何も頼まず、断ると「恩知らず」と激怒→さらに親戚にまで嘘を広め始めて・・・
親戚に広まった話を聞きつけ、心配した叔母から届いた一本の電話
翌週、父の妹にあたる叔母から電話がかかってきました。「仕事を辞めて帰るって本当?」と、母から聞いた話を心配してくれたのです。叔母は祖母を長く介護した経験があり、介護サービスにもくわしい人でした。私は、母が兄には何も頼まないことやケアマネジャーさんを断ったこと、薄情者と言われたことを順に話しました。叔母はしばらく黙ったあと、「それはおかしいね。一度みんなで話そう」と言ってくれました。
週末、私は叔母と一緒に実家へ向かいました。兄夫婦も呼び、父を交えて家族で話し合うことになったのです。母は叔母の顔を見るなり、「これはうちの問題だから」と不機嫌になりました。けれど叔母は父のほうを見ながら、「本人の気持ちは聞いたの?」と落ち着いた声で問いかけました。母が言葉に詰まると、父がゆっくり口を開きました。「俺は、娘に仕事を辞めてほしくない」その言葉で、部屋の空気ががらりと変わりました。
「介護は娘ひとりに背負わせるものじゃない」家族で決めた新しい分担
叔母は母に向き直り、「介護は娘ひとりに背負わせるものじゃない」とはっきり言いました。そして、ケアマネジャーさんに相談すればデイサービスや手すりの工事も頼めること、近くに住む兄こそ通院の送り迎えをするべきことを、わかりやすく順を追って話してくれました。兄も「任せきりにしてごめん」と頭を下げました。父本人と叔母の両方から言われては、母も言い返せず、黙りこむしかありませんでした。
翌月から、父は週に2回デイサービスに通い始めました。通院の送り迎えは兄が引き受け、私は月に一度帰省して、介護サービスの費用の一部を出すことに決まりました。母も手が空いたぶん表情がやわらかくなり、電話で私を責めることはなくなりました。帰り際、父は「おまえは自分の仕事をがんばれ」と玄関先で笑って見送ってくれました。その言葉を胸に、私は久しぶりに軽い足取りで帰りの電車に乗りました。
いかがでしたか?母の言い分にのみこまれず、介護にくわしい叔母を頼って家族の話し合いに持ちこんだ主人公の行動は、賢い選択でしたね。介護はひとりで抱えるものではありません。身近な人や専門家に早めに相談しましょう。
原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています
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