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後編/「うちの子に何してんのよ!誘拐する気?」迷子の女の子を保護したら、駆けつけた母親が私を犯人扱い!「本社に訴えてやる」と名札までつかまれ、困り果てていると女の子が・・・
読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!デパートの売り場でひとりきりの女の子を見つけ、迷子として保護した私。ところが迎えに来た母親は、お礼どころか私を責め立ててきて・・・。あなたならこの母親にどう向き合いますか?
「うちの子に何してんのよ!誘拐する気?」迷子の女の子を保護したら、駆けつけた母親が私を犯人扱い!「本社に訴えてやる」と名札までつかまれ、困り果てていると女の子が・・・
話を聞かずにまくしたてる母親と、集まってくるお客さんの視線
「勝手に人の子を連れ回して、何かあったらどう責任とるのよ」と、母親の声はどんどん大きくなっていきました。「売り場でひとりでいらしたので、マニュアルどおりこちらでお預かりしていました」と伝えても、「言い訳しないで」とさえぎられるばかり。気づけばまわりには人だかりができ、ひそひそと話す声まで聞こえてきました。悪いことは何もしていないのに、私は足がすくんで声が出なくなっていたのです。
そこへ連絡を受けた売り場の主任が駆けつけてくれました。主任が受付票を見せながら説明を始めても、母親は「どうせ口裏を合わせてるんでしょ」と聞く耳を持ちません。そのとき、母親の腕の中にいた女の子が、ママの袖をくいっと引っぱりました。そして「ママ、お電話しながら歩いていっちゃったでしょ。いっぱい呼んだのに、聞こえてなかったんだよ」と、まわりにも聞こえる声ではっきりと言ったのです。
「ママを探してくれたの」娘のひと言で静まる母親
女の子はさらに「このお姉さんが手をつないで、ママを探してくれたの。絵本も読んでくれたんだよ」と続けました。その瞬間、人だかりの視線が一斉に母親へ。主任が「お嬢さまを見つけたのは、放送の30分ほど前、試着室の前です」と受付票を示すと、母親の顔はみるみる赤くなっていきました。名札から手を離した母親は、しばらく黙りこんだあと、小さな声で「・・・すみませんでした」とつぶやきました。
母親は女の子の手を引き、逃げるようにサービスセンターをあとにしました。去り際にふり返った女の子は、ぬいぐるみを持った手を大きく振って「お姉さん、ありがとう!」と笑顔。その声を聞いて、こわばっていた体がふっと軽くなりました。主任の「怖かったのに、よくがんばったね」という言葉に、思わず目の奥が熱くなったのです。つないだ小さな手のぬくもりが、その日はずっと手のひらに残っていました。
いかがでしたか?責められてもマニュアルどおりに女の子を守り抜いた主人公の対応に頭が下がりますね。母親も娘の正直なひと言で、自分の不注意を思い知ったはず。助けてもらったら、まず「ありがとう」を返したいですね。
原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています
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