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「味がしない!俺の舌は正確なんだぞ」毎週土曜に来ては嫌味を言い、ついに店長の私を呼びつけて満席の店内で20分も説教した自称グルメ客!口コミに書くと脅された翌週、私がテーブルに並べたのは・・・のメイン画像

毎週土曜のランチタイムにやってくる、自称グルメの男性客

私は父から受け継いだ小さな洋食店で、店長をしていました。看板メニューは、玉ねぎをじっくり炒めて半日かけて仕上げるオニオンスープです。ひと月ほど前から、土曜のランチタイムになると決まってひとりで来る男性客がいました。初めのうちは静かに食べて帰っていましたが、3回目の来店からは注文のたびに「この店、レベル下がったんじゃない?」とホールのアルバイトの女の子に話しかけるようになりました。

その男性は「俺はグルメサイトに毎日投稿してるんだ」と言い、スマホで自分のページを見せびらかしていました。ある土曜日、厨房に戻ってきたアルバイトの子が「あのお客さん、スープをひと口も飲まないうちに、テーブルの塩とこしょうを山ほど振ってました」と困った顔で耳打ちしました。私は首をかしげましたが、お客さまの食べ方に口を出すわけにもいかず、しばらくそのまま様子を見ることにしました。

店長の私を席まで呼びつけ、20分も続いた大声の説教

次の土曜日、男性はスープを半分ほど残したまま、手を挙げて「店長を呼べ」と大声を出しました。私が席へ行くと、男性はスプーンでお皿をカンカンと叩きながら「味がしない!俺の舌は正確なんだぞ」と言い放ちました。店内は満席で、まわりのお客さまが一斉にこちらを振り向きました。私は「いつもと同じ作り方をしております」とていねいに頭を下げましたが、男性はまったく聞く耳を持ちませんでした。

そこから男性は、玉ねぎの炒め方やだしの取り方について、20分近くも説教を続けました。どれもネットで読んだような話ばかりで、うちの作り方とは関係のない内容でした。最後に男性は伝票を指で弾き、「来週また来る。変わってなかったら口コミに書く」と言い捨てて帰っていきました。父の代から守ってきた味を笑われたようで、私はその夜、厨房の片づけをしながら悔しくて涙が止まりませんでした。

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原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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