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「お客様に送る前に一度見せてね」と念を押したのに、見積書を勝手に送った新入社員!無断欠勤もくり返す彼女に、ついに職場の不満が爆発した結果・・・のメイン画像

教育係として迎えた新入社員は、元気な返事だけが取り柄だった

私は入社4年目の会社員でした。最初はミスばかりだったものの、少しずつ仕事に慣れ、その春ついに新入社員の教育係を任されたのです。やってきたのは、明るい茶髪のショートヘアに、ピンクのブラウスがよく似合う女性でした。お客様ごとのルールや見積書の作り方を教えると、「はい!わかりました!」と元気な返事が返ってきました。早く一人前になってもらおうと、私も張り切っていました。

ところが、その期待はすぐに裏切られました。彼女は初日から10分遅れで出社し、3週目には連絡もなく休んだのです。電話をかけても出ず、チャットを送っても既読はつかないままでした。翌日、何事もなかったように出社した彼女に理由を聞くと、「寝坊しちゃって、電話に気づかなかったんです」と笑うだけでした。念のため、私はこの日から欠勤した日と伝えた内容をノートに書き留めることにしました。

「送る前に見せてね」と頼んだ見積書を、勝手に取引先へ送信

その後も無断欠勤は月に何度も続き、休んだ日の仕事はまわりの先輩たちが代わりに片づけていました。私は会議室に彼女を呼び、休むときは始業前に必ず電話すること、わからないことはすぐに聞くことを何度も伝えました。けれど彼女はスマホを気にしながら「次から気をつけまーす」と答えるばかりでした。話が終わると、また同じことをくり返すのです。私はだんだん気持ちがすり減り、家に帰ってもため息ばかりついていました。

そんなある日、彼女に初めてひとりで見積書を作ってもらいました。「できたら、お客様に送る前に一度見せてね」と念を押したのに、夕方、取引先から電話がかかってきました。そのお客様の担当は私だったので、電話は私に回ってきました。「見積書が届いたんですが、金額が違うようで」と困った声で言われ、私は青ざめました。問い詰めると、彼女は「確認とか面倒なんで。送ったほうが早いじゃないですか」と悪びれもせず言い放ったのです。

謝罪に追われる私をよそに、翌朝も連絡なしで欠勤

私はすぐに課長と一緒に取引先へ出向き、深く頭を下げました。担当の方は「次に同じことがあったら、お付き合いを考え直させてください」と厳しい表情で言いました。会社に戻ると、彼女の席は空っぽでした。先輩に聞くと、私たちが出かけている間に、彼女は「用事があるので」と定時前に帰ってしまったそうです。さらに翌朝、彼女はまた連絡もなく会社に来なかったのです。私は怒りを通り越して、力が抜けてしまいました。

その日の昼休み、先輩たちが私の席に集まってきました。「もう私たちだけじゃ無理だよ。一緒に課長に話そう」と声をかけてくれたのです。みんな、彼女の仕事を代わりに片づけるたびに不満をためていたようでした。私は迷ったものの、ノートを見返して心を決めました。そこには、無断欠勤の日付と、何度も伝えた注意の内容がすべて残っていました。私たちがそのノートを手に課長のもとへ向かったのは、その日の夕方でした。

積み重ねた記録が決め手に。彼女は職場を去ることになった

課長はノートを1ページずつめくり、先輩たちの話にもじっくり耳を傾けてくれました。後から聞くと、翌日課長に呼ばれた彼女は「教え方が悪いんです」と言い訳をしたとのことでした。けれど課長がノートを見せ、「これだけ伝えてもらっていたよね」と静かに言うと、彼女は何も言い返せなかったようでした。試用期間中だった彼女は、そのまま解雇が決まりました。最後の日も、彼女はまわりに挨拶ひとつせず帰っていったのです。

職場には落ち着いた空気が戻り、私もようやく自分の仕事に集中できるようになりました。そして半年後、課長に呼ばれた私は主任への昇進を告げられたのです。「あの記録と、取引先へのていねいな対応をちゃんと見ていたよ」と言われ、思わず胸が熱くなりました。あのころは毎日が本当につらく、何度も投げ出したくなるほどでした。それでも、あきらめずに向き合ってきて本当によかったです。


いかがでしたか?無断欠勤やルール無視をくり返す新入社員に振り回されながらも、記録を残して仲間と声を上げた主人公の粘り強さに拍手を送りたいですね。困ったときはひとりで抱え込まず、まわりや上司に相談しましょう。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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