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「ついにプロポーズされたの!」不倫相手の上司が妻との離婚を決意。ずっと相談に乗ってくれた親友に報告すると、微笑んだ親友が口にした衝撃の一言とは!?のメイン画像

上司との秘密の関係と、すべてを話せる唯一の親友

私は20代後半から、職場の上司と不倫関係を続けていました。背が高く、黒髪を短く整えた彼は仕事ができて、まわりからも頼られる存在でした。「妻とはもう会話もないんだ」と寂しそうに言われるたびに、私は離れられなくなっていったのです。でも30歳を過ぎたころから、このままでいいのかと夜中にひとりで考えることが増えました。先の見えない関係に、胸がざわざわと落ち着かない日が続いていました。

そんな関係を打ち明けられたのは、学生時代からの親友だけでした。長い茶色の髪に青い服がよく似合う彼女は、いつも嫌な顔ひとつせず話を最後まで聞いてくれました。「次はいつ会うの?」「どこに行ったの?」と細かく聞いてくれるのが、私にはとてもうれしかったです。数年前に式を挙げずに結婚した彼女の夫とは、出張が多いという理由で一度も会えていませんでした。昔からのあだ名で呼び合っていたので、結婚後の名字も気にとめていなかったのです。

上司からの突然のプロポーズ。親友に報告すると返ってきた一言

ある晩、会社帰りに寄ったレストランで、彼が急にかしこまりました。「妻と離婚することになった。俺と結婚してほしい」と小さな箱を差し出されたのです。何年も待ち続けた言葉に、私は涙が止まりませんでした。帰り道、私はすぐに親友へ電話をかけ、次の日の夜にいつものカフェで会う約束をしました。ずっと応援してくれていた彼女なら、自分のことのように心から喜んでくれると信じて疑いませんでした。

カフェで指輪を見せながら「ついにプロポーズされたの!」と報告すると、彼女は静かにうなずくだけでした。いつもなら身を乗り出して聞いてくれるのに、その日はコーヒーをかき混ぜながら微笑んでいました。「そっか、あの人やっと言ったんだね」とつぶやいた彼女に、私は首をかしげました。すると彼女はまっすぐ私を見て「その人、私の夫なんだよね」と言ったのです。私は頭が真っ白になり、手にしていた指輪の箱を落としそうになりました。

親友は最初から知っていた。相談のたびに記録していた日付

言葉を失う私に、彼女は落ち着いた声で話し始めました。最初に相談を受けたとき、私が見せた社員旅行の写真で、相手が自分の夫だとすぐに気づいたと打ち明けられました。「びっくりしたけど、ちょうどいいと思ったの」と彼女は小さく笑いました。夫が出張だと言っていた日と、私が彼と会った日がぴったり重なっていることも、細かい質問で確かめていたそうです。あの質問は、私を心配してくれていたからではなかったのです。

彼女はバッグから一冊のノートを取り出しました。そこには私が話した日付や場所が、細かい字でびっしりと書き込まれていました。「これがあったから、慰謝料も家のことも、ぜんぶ私の言う通りに決まったよ」と彼女は言いました。証拠をそろえて夫に離婚をつきつけ、自分が有利な条件で別れるために、私の相談を使っていたのです。何年も心の支えだと思っていた時間は、すべて彼女の計画の一部にすぎませんでした。

何も言い返せなかった夜。私が選んだ新しい一歩

「あなたに請求するのはやめておくね。長い付き合いだから」と、彼女はノートをしまいながら言いました。私はひと言でも言い返したかったのに、のどが詰まって声が出ませんでした。彼女は二人分の伝票を手に取り、いつもと同じ笑顔で店を出ていきました。ひとり残された私は、冷めたコーヒーを見つめたまましばらく動けませんでした。十年以上続いた友情が、たった一時間で崩れてしまったのです。

その夜、私は指輪の箱を開けて、彼との数年間を思い返しました。「妻とは会話もない」という言葉も、本当だったのかもうわかりませんでした。数日後、私は彼に「結婚はできません」とはっきり伝え、指輪を返しました。同じ職場はつらく、部署を移る希望を出したところ、春からの異動も決まりました。誰かの計画の中で生きるのは、もう終わりにしたいと思ったのです。これからは自分の幸せを自分で選んでいこうと、心に決めました。


いかがでしたか?信じていた親友に利用されていたと知った主人公の、深い悲しみが伝わってきましたね。秘密の関係は、思わぬところで誰かを深く傷つけているものです。これからは自分を大切にできる選択をしていきたいですね。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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