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「いつもと同じコーヒーなのに高すぎる!」駅前のカフェで突然激怒し始めたクレーマー客。いくら説明しても聞く耳を持たない彼女に、予期せぬ人物が放った衝撃の一言とは?のメイン画像

平和な駅前カフェの日常を壊した、ある女性客の来店

私が駅前の小さなカフェでアルバイトをしていたときのことです。常連のお客様も多く、スタッフ同士の仲も良くて、毎日とても楽しく働いていました。トラブルとは無縁の穏やかな日々が続いていたのですが、ある日の午後、ひどく不機嫌そうな顔をした中年の女性客が一人で来店されました。それが、あんなにも理不尽で衝撃的な事件の始まりになるとは、そのときの私には知る由もありませんでした。

その女性客はメニューを指差し、コーヒーを一つ注文されました。私がレジでいつも通りの金額をお伝えしたときです。突然、彼女は目を見開き、「ちょっと!昨日より高くなってるじゃない!告知もなしに値段を上げるなんて、本当に悪質ね!」とものすごい剣幕で怒鳴り始めたのです。静かだった店内には彼女の怒声が響き渡り、他のお客様たちも驚いて一斉にこちらに視線を向けていました。

全く身に覚えのないクレームにひたすら困惑するスタッフ

私は突然の出来事にパニックになりながらも、「申し訳ございません。ですが、当店のコーヒーはここ数年全く値上げをしておりません」と丁寧に説明しました。しかし、彼女は「嘘をつかないで!私が騙されるとでも思っているの?」とヒートアップするばかりでした。先輩も慌てて駆けつけ、一緒にメニュー表を見せながら説明してくれたのですが、彼女は頑として私たちの言葉を信じようとしませんでした。

「本社にクレームを入れるわよ!」とまで言い出し、レジ前は完全に塞がれてしまいました。他のお客様のお会計もできなくなり、店内の空気はどんどん険悪になっていきます。いくら丁寧に対応しても「絶対に値段が変わっている!」の一点張りで、私たちはすっかりお手上げ状態でした。このまま警察を呼ぶしかないのだろうかと、私と先輩が絶望的な気持ちで見合わせていた、まさにそのときのことです。

絶体絶命のピンチ!そのとき、店の入り口から現れた救世主

バックヤードにいる店長を呼んでくるべきか、先輩と小声で相談していたときでした。カランコロンとドアのベルが鳴り、店の入り口から一人の若い女性が入ってきました。彼女は店内の異様な雰囲気に驚いたように辺りを見回すと、レジ前で仁王立ちして怒鳴り続けている女性客の姿を見つけました。なんと、その若い女性は、激怒しているクレーマーのお客様と待ち合わせをしていた娘さんだったのです。

娘さんは、顔を真っ赤にして怒り狂う母親の姿を見るなり、「ちょっとお母さん、こんなところで大声を出して一体何をやっているの?」と足早に近づいてきました。母親は「このお店、勝手にコーヒーを値上げして私を騙そうとしてるのよ!」と娘さんにも興奮気味に訴えかけました。すると娘さんは、ため息をつきながら母親の手元を覗き込み、怒りの証拠として握りしめられていた注文のレシートを奪い取りました。

身内からの鋭い一撃!「これ、期間限定の高いやつじゃん!」

レシートの印字を見た娘さんは、呆れ果てたような大きな声で言い放ちました。「お母さん!これ、いつも頼んでる普通のブレンドコーヒーじゃないわよ!昨日から新しく出た、期間限定の高いコーヒーを間違えて注文してるじゃない!」その鋭いツッコミに、母親はハッとして自分の頼んだメニューの写真を二度見しました。なんと、値上げなどではなく、ただ単に彼女自身が注文する商品を間違えていただけだったのです。

自分の壮大な勘違いだったと理解した瞬間、あんなに強気だったお客様はみるみるうちに青ざめ、最後は恥ずかしさで耳まで真っ赤になっていました。娘さんに「もう、お店の人に謝ってよ!恥ずかしい!」と腕を強く引っ張られ、「ご、ごめんなさい・・・」と蚊の鳴くような声で呟くと、逃げるように店を飛び出していきました。嵐のような騒動は身内の見事なツッコミによって、あっけなく喜劇的な幕引きを迎えました。


いかがでしたか?激しいクレームの原因が、まさかのお客様自身の注文間違いだったとは驚きですね。身内の冷静なツッコミのおかげで、大事にならずに済んで本当によかったです。思い込みには気をつけたいですね。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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