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毎日のように飲み会を強要するパワハラ課長。断れば評価を下げると脅す日々。しかし、新部長の赴任で明かされた驚愕の理由とは・・・のメイン画像

毎日のように飲み会を強要してくる厄介な課長との憂鬱な日々

私の部署の課長は、毎日のように部下を飲み会に誘ってくる困った人でした。業務が終わるとすぐに「今日も行くぞ」と声をかけられ、私たちは連日居酒屋へ付き合わされていました。仕事の疲れも溜まり、プライベートな予定も全く取れないため、部署全体にどんよりとした空気が漂っていました。誰もが不満を抱えながらも、上司の命令には逆らえずにひたすら我慢して付き合う日々が続いていたのです。

あるとき、勇気を出して「今日は予定がありますので」と飲み会を断ったことがありました。すると課長は途端に不機嫌になり、「協調性がない奴は無能だ!」と怒鳴り散らしました。さらに「そんな態度なら、次の人事評価を下げるからな」と脅してきたのです。私だけでなく、他の同僚たちも同じように脅されていました。評価を盾に取られては誰も文句を言えず、私たちは絶望的な気持ちで参加し続けていました。

連日の飲み会で疲弊する部下たちと、全く改善されない職場環境

飲み会では、課長が延々と昔の武勇伝や会社の愚痴を語るのを、ただひたすら聞かされるだけでした。深夜まで拘束されることも珍しくなく、翌日の業務に支障をきたす同僚も出始めました。体調を崩す者や、真剣に転職を考え始める者もいて、部署の士気はどん底まで落ち込んでいました。こんな異常な状態が続いているのに、社内の誰も助けてくれないことに、私たちは強い孤独と怒りを感じていました。

そんな辛い日々が続いていたあるとき、私たちの部署に新しい部長が赴任してくることになりました。他部署でも「非常に厳しく、部下思いの敏腕部長だ」と噂されている方でした。私たちは「もしかしたら、この異常な飲み会の強制を止めてくれるかもしれない」と一縷の望みを抱きました。新体制が始まる日、私たちの中に、ようやくこの地獄のような日々から抜け出せるかもしれないという期待が膨らんでいきました。

新部長の素早い行動!ついに課長が呼び出され、追及が始まる

新部長は着任してすぐに、私たちの部署の異常な残業の状況と、連日行われている飲み会の実態に気づきました。そしてある日の夕方、ついに課長を会議室へと呼び出したのです。私たちは、ついにパワハラに対する厳正な処罰が下されるのだと、固唾を飲んで見守っていました。「これでやっと解放される」、同僚たちと顔を見合わせ、安堵の表情を浮かべたことを今でも鮮明に覚えています。ついに正義が下されるときが来たのです。

しかし、会議室から漏れ聞こえてきたのは、怒号ではなく、なんと課長の情けない泣き声でした。気になった私たちがこっそり様子を窺うと、課長は新部長の前で泣き崩れていたのです。追及された課長が口にしたのは、全く予想もしていなかった言葉でした。「実は、妻に熟年離婚を突きつけられておりまして・・・家に帰るのが怖くてたまらないのです」。毎日の飲み会の理由は、孤独な家に帰りたくないという一心からでした。

憎んでいた上司の哀愁漂う背中を見て、複雑な気持ちになる部下

評価を下げると脅していたのも、無理にでも誰かに一緒にいてほしかったがゆえの、不器用で情けない強がりだったのです。その真実を知ったとき、私たちが抱いていた強い怒りや憎しみは、一気に戸惑いへと変わりました。家庭に居場所がなく、部下を脅してまで寂しさを紛らわせようとしていた課長。その小さく哀愁漂う背中を見ていると、どうしても憎みきれず、むしろ少しだけ気の毒に思えてきてしまいました。

新部長からパワハラについて厳重注意を受けた課長は、これまでの行動を深く反省し、私たちに頭を下げて謝罪しました。強制的な飲み会は一切なくなり、職場にはようやく平穏な日々が戻りました。しかし、あまりにも寂しそうな課長を見かねて、私たちは「月に一度だけなら」と、有志で飲み会に付き合ってあげることにしました。今では和やかな雰囲気で杯を交わしており、課長も少しだけ優しくなったように感じます。


パワハラ上司の裏に、まさかの切ない事情が隠されていたエピソードでした。理不尽な態度は決して許されるものではありませんが、相手の背景や弱さを知ることで、少しだけ歩み寄れることもあるのかもしれませんね。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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