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念願のフェスでイケメン集団について行き私を置き去りにした友人。一人で楽しむ私に信じられない奇跡が起きる一方、友人はまさかの事態に・・・!?のメイン画像

念願のフェスに到着!テンション最高潮の二人だったが・・・

ずっと前から楽しみにしていた念願の野外音楽フェスに、友人と二人で参加したときのことです。会場に到着すると、大音量の音楽と熱気に包まれて、私たちのテンションは一気に最高潮に達しました。お目当てのバンドのグッズを買い込み、準備万端でステージに向かおうとしていたのです。しかし、友人の視線はステージではなく、なぜか少し離れた場所にいる派手な男性グループの方へと釘付けになっていました。

友人が見つめていたのは、フェスには似つかわしくないほどキメキメのイケメン集団でした。彼らは音楽を楽しむというより、女の子に声をかけるのが目的のようでした。友人は「あっちの人たち、すごくかっこいい!一緒に遊ぼうよ」と、突然私を引っ張って彼らのほうへ向かおうとしたのです。私は純粋に音楽を楽しみたかったので、フェスで異性と絡むような輩には全く興味がなく、強い戸惑いを覚えました。

呆れ果てた私は友人を諦め、一人でフェスを楽しむ決意を

私は「せっかくお目当てのバンドを見に来たんだから、あんな人たちに関わるのはやめよう」と友人を必死に止めました。しかし、完全にイケメンたちに舞い上がっている友人は、私の言葉など全く聞く耳を持ちません。「せっかくのフェスなんだから、楽しまなきゃ損だよ!」と言い放ち、私の手を振り払ってしまいました。音楽よりもナンパを優先する友人の身勝手な態度に、私はすっかり呆れ果ててしまいました。

これ以上言っても無駄だと悟った私は、友人を引き止めるのを諦めることにしました。「好きにすればいいよ、私は一人でライブを見るから」と告げると、友人は悪びれる様子もなくイケメン集団の輪の中へと消えていきました。念願のフェスに一人ぼっちで取り残されてしまい、最初は少し寂しい気持ちもありましたが、気を取り直して大好きなバンドのステージを思い切り一人で楽しもうと心を決めて歩き出しました。

一人で熱狂!大好きなバンドのステージで音楽に酔いしれる

一人になった私は、一番の目当てだった大好きなバンドのステージの最前列付近に陣取りました。周りの目を気にすることなく、爆音の音楽に身を任せて一人で夢中になって踊り続けました。友人に置いていかれたイライラもいつの間にか消え去り、ただ純粋に目の前のパフォーマンスに引き込まれていたのです。そのとき、ボーカルが突然演奏を止め、「今日は最高にクールな観客がいるぜ」とマイクを通して叫びました。

次の瞬間、眩しいスポットライトが真っ直ぐに私を照らし出しました。ボーカルが「そこの一人でノッてて最高にクールな君、リクエストはあるかい?」と私に向かって微笑みかけたのです。大勢の観客の中から特別に選ばれた信じられない状況に震えながら、私は一番好きな曲のタイトルを叫びました。バンドはその曲を私のために熱唱してくれ、私は一生忘れられない超ラッキーで最高の時間を過ごすことができました。

イケメン集団の正体はスリ!土下座で泣きつく友人の末路

夢のようなフェスが終わり、帰りの待ち合わせ場所に指定していたゲートへと向かいました。最高の気分のまま友人を待っていると、遠くからボロボロの姿をした友人がふらふらと歩いてくるのが見えました。イケメンたちと楽しく過ごしていたはずの彼女は、なぜか青ざめた顔をしており、目には涙を浮かべていました。ヘラヘラしていた先ほどの態度は完全に消え失せ、尋常ではないパニック状態に陥っていたのです。

友人に事情を聞くと、なんとあのイケメン集団の正体は悪質なスリのグループでした。楽しく遊んでいる隙に、財布もスマートフォンも全てバッグから抜き取られていたのです。「お金もなくて帰れない、本当にごめんなさい!」と、友人は私の足元に崩れ落ち、大号泣しながら土下座で助けを求めてきました。忠告を聞かずに痛い目を見た彼女の自業自得な末路に、私は冷ややかな視線を送るしかありませんでした。


フェスの目的を見失い、誘惑に負けた友人の悲惨な結末と、純粋に音楽を楽しんだ主人公に訪れた奇跡。自分の信念を貫くことの大切さを教えてくれるエピソードですね。イベントに参加したときは周囲への警戒も忘れないようにしましょう。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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