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毎日変装してスーパーの試食コーナーに現れる怪しい男!あまりにも非常識な行動に声をかけてみると・・・?のメイン画像

平和なスーパーの試食コーナーに現れた怪しい影

私がスーパーの試食販売員としてパートで働いていたときのことです。その日は新商品のウインナーを焼いて提供していました。休日ということもあり、家族連れなどで賑わい、順調に試食も進んでいました。そんな平和な売り場に、帽子を深く被り、大きなマスクをした怪しい雰囲気の男が近づいてきたのです。最初は少し変わったお客さんだなくらいにしか思っていませんでしたし、特に気に留めてはいませんでした。

しかし、その男は一度試食をした後、少し時間が経つとまた戻ってきて、無言でウインナーを口に放り込みました。さらには、スーパーの売り場を一周しては戻ってくるという行動を何度も繰り返し始めたのです。他のお客さんが遠慮して近づけないほどの異様なオーラを放ちながら、お皿のお肉を次々と平らげていきました。明らかに常識の範囲を超えた食べる量に、私は次第に困惑し、どうするべきか悩んでいました。

明らかに昨日と同じ人?毎日変わる変装の違和感

さらに驚くべきことに、その男の来店は一日だけでは終わりませんでした。次の日にはサングラスとマフラー、その次の日には違う柄の帽子といった具合に、毎日違う変装をして私の試食コーナーに現れたのです。服装は違っても、体格や独特の歩き方で同じ男だとすぐにわかりました。毎日大量に食べては一切商品を買わずに立ち去る姿に、私や周囲の従業員たちも「またあの人が来た」と警戒するようになりました。

一週間ほどそんな状態が続き、試食用の在庫も無駄に減っていくばかりでした。他のお客さんへの提供にも支障が出始めていたため、ついに私は我慢の限界を迎えました。「次に来たときは、絶対にこちらから注意をしてやろう」と心に決めたのです。そして翌日の午後、またしても不自然な変装をした例の男が、何食わぬ顔で試食のお皿に手を伸ばしてきたとき、私はついに勇気を出して、毅然とした態度で彼に声をかけました。

笑顔で放った痛烈な一言に図星を突かれて焦る男

私は男がウインナーに手を伸ばした瞬間、満面の笑みで「いつもありがとうございます!それだけお気に召していただけたなら、ぜひ一つご購入いかがですか?」とハッキリ伝えました。図星を突かれた男はビクッと肩を震わせ、「いや、俺は今日初めて来たんだ!」と焦った様子でしどろもどろに言い訳を始めました。私は決して引き下がらず、「連日いらしてますよね?」とさらに追求する姿勢を崩さず見つめました。

完全に正体を見破られていると悟った男は、顔を真っ赤にして「証拠でもあるのか!もういい、こんな店二度と来るか!」と急に大声を出して逆ギレし始めました。そして、逃げるように足早にその場から立ち去ろうとクルッと背を向けたのです。私はこれ以上トラブルにならないならそれでもいいかと思い、立ち去る彼の後ろ姿を冷ややかな目で見送ろうとしました。しかしそのとき、予想外の展開が待ち受けていたのです。

逃げる男の前に立ちはだかった予想外で怒れる人物

逃げようとした男のすぐ目の前に、買い物かごを持った一人の女性が鬼の形相で立ちはだかりました。その女性は男の妻でした。妻は「あなた、こんな所で毎日みっともないことしてたの!」と大激怒。どうやら妻は別の売り場にいたものの、騒ぎを聞きつけてやってきたようです。変装してまで試食をあさっていた夫のセコい行動を目の当たりにし、周囲のお客さんが見ている前で容赦なくこっぴどく説教を始めました。

男は妻の剣幕に完全に縮み上がり、一言も言い返すことができず下を向いて震えていました。妻は私の方に向き直ると、「夫が本当に申し訳ありませんでした・・・」と深々と頭を下げ、なんと試食していた商品をカゴいっぱいに買って帰ってくれました。その後、その男がスーパーに現れることは二度とありませんでした。自業自得とはいえ、家族に大目玉を食らうという恥ずかしすぎる結末に、私は少しだけ胸がすく思いでした。


試食コーナーはマナーを守って楽しむ場所です。変装してまで非常識な行動をとっても、結局は自分の首を絞めることになりますね。周囲の迷惑を考えない行動は、いつか必ず痛い目を見るというスカッとするお話でした。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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