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料理の腕前はレトルトオンリーの夫。幼稚園のバザーで「俺の本格カレーを出す」と勝手に豪語した結果・・・!?のメイン画像

料理はレトルトのみ!見栄っ張りな夫が突然言い出した無謀な計画

夫は昔から見栄っ張りで、「俺の料理はプロ並み」と豪語していました。しかし、実際にはお湯を沸かすのがやっとで、食事の用意を任せると出てくるのは常にレトルト食品ばかりでした。そんなある日のこと、幼稚園のバザーの出店者を募集しているプリントを見た夫が、突然「俺が本格的なカレー屋をやる!」と言い出したのです。料理もできないのに何を言っているのかと、私は耳を疑いました。

カレー屋をやるためには、保健所への申請や大量の材料の準備、そして人員の確保など、やるべきことが山積みでした。しかし、私がそのことを指摘しても、夫は「そんなの当日、現場の対応力でどうにかするから大丈夫だ」と笑うばかりでした。食材の買い出しに行く気配すらなく、ただただ自信満々に振る舞う姿に、私は不安を通り越して呆れ果ててしまいました。このままでは確実に大惨事になると直感しました。

見かねた妻とママ友たち。夫を見放しつつも裏でこっそり作戦会議

バザーの日が刻々と迫る中、夫は相変わらず何も準備しようとしませんでした。ついに痺れを切らした私は、仲の良いママ友たちに事情を打ち明けました。みんな「それはさすがにひどいね」と呆れていましたが、バザー自体を台無しにするわけにはいきません。私たちは「あの口だけの夫には一度痛い目を見てもらいましょう」と合意しつつ、万が一のときに備えて裏でこっそりと準備を進めることにしました。

そして迎えたバザー当日。案の定、夫のブースにはカセットコンロ一つと、スーパーで買ってきた数個のレトルトカレーしかありませんでした。周囲のブースが本格的な料理や飾り付けで賑わう中、夫のブースの異様さは際立っていました。「さあ、俺のプロの味を振る舞うぞ」と意気揚々と立っていた夫ですが、準備不足は誰の目にも明らかでした。いよいよバザーが始まり、お客さんが押し寄せてくる時間になりました。

客が来ても提供できない!大パニックに陥り途方に暮れる見栄っ張り夫

バザーが始まると、カレーの匂いにつられて次々とお客さんがやってきました。しかし、夫にはお米を炊く準備も、カレーを温める十分な設備もありません。焦った夫は手際悪くレトルトの封を切ろうとしますが、全く間に合わず、お客さんからは「まだですか?」と不満の声が上がり始めました。大勢の人の前で何もできず、ついに夫は真っ青な顔をして完全に途方に暮れてしまいました。見栄が完全に崩れ去った瞬間でした。

夫がその場にへたり込みそうになったそのとき、私とママ友たちが「お待たせしました!」と裏から大きな鍋を運んで登場しました。実は、私たちは前日からこっそり集まり、大量の美味しい手作りカレーを仕込んでいたのです。呆然とする夫を横目に、手際よくご飯を盛り、熱々のカレーを提供し始めました。お客さんからは「美味しい!」と大好評で、行列ができるほどの大盛況となりました。

自分の無責任さと甘さを痛感。妻とママ友に深く頭を下げる夫の姿

私たちが汗を流してカレーを売る姿を見つめながら、夫はようやく自分の犯した過ちの大きさに気づいたようでした。バザーが終わり、片付けが一段落したとき、夫は私とママ友たちの前に立ち、「俺が完全に間違っていた。本当にごめんなさい」と深々と頭を下げました。あれほど高かったプライドは完全に打ち砕かれ、自分の無責任さと甘さを心から痛感している様子でした。ママ友たちもそれを見て少し安堵していました。

この事件をきっかけに、夫は人が変わったように見栄を張るのをやめました。自分の無力さを知った彼は、「ちゃんと一から料理を学びたい」と言い出し、自ら初心者向けの料理教室に通い始めたのです。今では、休日のたびに包丁の持ち方から練習し、少しずつですが本物の料理を作ってくれるようになりました。あの大失敗があったからこそ、夫は本当の意味で成長できたのだと、今となっては笑い話になっています。


口だけの見栄っ張りな態度が招いた大失敗でしたが、妻やママ友のフォローによって夫が自身の非を認め、前向きに変われたのは素晴らしい結末ですね。ピンチをチャンスに変えた、スッキリと温かいエピソードでした。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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