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「うちの子に何してんのよ!」デパートで保護した迷子の母親からまさかの誘拐犯扱い!?絶体絶命のピンチを救ったのは・・・
読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!デパートで働く主人公が、泣いている迷子の女の子を保護。しかし、迎えにきた母親からまさかのクレームを受けて大ピンチに!果たしてどうなるのでしょうか?
いつものデパートの売り場で泣いている女の子を発見
私がデパートの婦人服売り場で働いていたときのことです。週末で店内は多くのお客様で賑わっていました。忙しく品出しをしていると、ふと通路の隅でシクシクと泣いている小さな女の子の姿が目に留まりました。周囲を見渡しても、保護者らしき大人の姿は見当たりません。「どうしたの?」と優しく声をかけると、女の子は不安そうな顔で「ママがいないの」と答えました。どうやら迷子になってしまったようでした。
私はすぐにしゃがみこんで女の子と目線を合わせ、「大丈夫だよ、一緒にお母さんを探そうね」と声をかけました。女の子は少し安心したようで、私の手をぎゅっと握り返してくれました。売り場を離れるわけにはいきませんでしたが、このまま放っておくことはできません。私は近くにいた同僚に少しの間だけ仕事を任せ、女の子の手を引いて館内のサービスセンターへと向かいました。まずは安全な場所に連れて行くべきだと思ったのです。
館内放送でお母さんを呼び出し、無事に到着するが・・・
サービスセンターに到着し、担当のスタッフに事情を説明しました。女の子から名前と年齢を聞き出し、すぐに館内放送で母親を呼び出してもらうことにしました。女の子には絵本を渡して、泣き止むようにあやしながら待ちました。数分後、血相を変えた女性がサービスセンターに飛び込んできました。女の子が「ママ!」と声を上げたので、無事にお母さんが迎えに来てくれたのだと、私は心からホッと胸をなでおろしました。
母親は女の子を強く抱き寄せた後、急に私の方をキッと睨みつけました。そして「うちの子に何してんのよ!勝手に連れ去るなんて非常識じゃない!」と、信じられない言葉を浴びせてきたのです。感謝されると思っていた私は、あまりの出来事に頭が真っ白になりました。「迷子になっていたので保護しただけです」と説明しようとしましたが、母親は聞く耳を持ちません。私を誘拐犯扱いして大声で喚き散らし始めました。
ヒートアップする母親の怒鳴り声に周囲の視線も集中
母親の怒りは収まるどころか、ますますヒートアップしていきました。「店員のくせに人の子を誘拐する気だったんでしょ!警察を呼んでやる!」と、ものすごい剣幕で怒鳴り散らします。サービスセンター内にいた他のお客様やスタッフたちも、異様な騒ぎに驚いてこちらに注目し始めました。私は弁解の余地も与えられず、ただオロオロとするばかりでした。善意で行ったことが裏目に出て、絶望的な気持ちになっていました。
もうダメだ、警察沙汰になってしまうかもしれない・・・そう覚悟したときです。「どうされましたか?」と、落ち着いた低い声が響きました。振り返ると、私の働く店舗の店長が立っていました。偶然近くを通りかかり、騒ぎを聞きつけて駆けつけてくれたのです。店長は私と母親の間にスッと入り、まずは状況を冷静に確認し始めました。私は震える声で、迷子の女の子を発見してからここへ連れてくるまでの経緯を説明しました。
店長の毅然とした態度と正論が理不尽な母親を一蹴する
話を聞き終えた店長は、母親に向き直り、静かですが力強い口調で言いました。「お母様、当店の従業員は規定通りにお子様の安全を確保したまでです。もしあのまま放置して事件に巻き込まれていたら、どう責任を取るおつもりでしたか?これ以上の言いがかりは、こちらから警察を呼ばせていただきます」と毅然とした態度で言い放ちました。そのあまりにも正論すぎる言葉に、先ほどまで怒鳴っていた母親は言葉を失いました。
周りのお客様からも「お母さんがちゃんと見てないからでしょ」というヒソヒソ話が聞こえてきました。分が悪いと悟ったのか、母親は顔を真っ赤にして女の子の手を強く引き、逃げるようにその場から去っていきました。嵐が過ぎ去った後、店長は私の方を向いて「よく適切な対応をしてくれたね。怖かっただろう、もう大丈夫だよ」と優しく微笑んでくれました。私は安堵と上司への感謝の気持ちで、思わず涙がこぼれました。
良かれと思って取った行動が思わぬトラブルを招くこともあるのですね。しかし、部下の正しい行動を信じて毅然と守ってくれる上司の存在は本当に頼もしいものです。皆さんも迷子を見かけたときは慌てずに対応しましょう。
原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています


