andGIRL

andGIRL

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • Pinterest
  • TikTok
「オタクってキモくない?」合コンでマウントを取るために私を陥れた友人。しかし、狙っていたイケメンの反応は・・・のメイン画像

彼氏と別れて落ち込んでいた私を、友人が合コンに誘ってくれた

長年付き合っていた彼氏と価値観の違いで別れることになり、私はひどく落ち込んでいました。そんなとき、見かねた友人が「気晴らしにパーッと飲もうよ!」と、合コンに誘ってくれたのです。最初は乗り気ではありませんでしたが、家に一人でいるよりはマシかもしれないと思い、参加を決意しました。まさかこの合コンで、あんな衝撃的な出来事が待ち受けているとは、このときの私には知る由もありませんでした。

合コン当日、指定された居酒屋に向かうと、そこには爽やかなイケメン男性がいました。偶然にも彼の隣の席に座ることになった私は、少し緊張しながらも話し始めました。話してみると彼はとても気さくで、趣味や休日の過ごし方など、驚くほど会話が弾んだのです。失恋の傷もすっかり忘れ、私は久しぶりに心の底から楽しい時間を過ごしていました。彼も私に好感を抱いてくれているのが伝わってきて、嬉しくなりました。

楽しそうな私たちが面白くない友人。冷ややかな視線に気づく

しかし、私たちが楽しく談笑している様子を、良く思っていない人物がいました。合コンに誘ってくれた友人です。実は彼女、最初から私の隣にいる彼を狙っていたようでした。彼が私にばかり話を振るのが気に入らなかったのか、友人の機嫌はみるみるうちに悪くなっていきました。チラチラとこちらを睨むような冷ややかな視線を感じ、私は次第に居心地の悪さを覚えるようになりました。嫌な予感が胸をよぎりました。

ついに友人が行動に出ました。静かになったタイミングを見計らい、突然彼に向かって大きな声で話し掛けたのです。「そういえばこの子、休みの日はアニメばっかり見てる超オタクなんですよお。オタクって正直キモくないですかあ?」と、私を陥れるような言葉を放ちました。彼に嫌われるように、わざと「キモい」という強い言葉を選んだのです。思いがけない悪意に晒され、私は頭が真っ白になってしまいました。

凍りつく場の空気。勝ち誇る友人と、俯いてしまった私の運命は

友人の突然の暴言に、合コンの空気は一瞬にして凍りつきました。周りの人たちも戸惑ったような表情を浮かべ、気まずい沈黙が流れました。友人は「言ってやった」とばかりに勝ち誇ったような笑みを浮かべて、彼の反応をうかがっています。私は恥ずかしさと情けなさで顔から火が出る思いでした。オタク趣味を隠していたわけではありませんでしたが、こんなふうに暴露されるなんて。私はただ、俯くことしかできませんでした。

誰も言葉を発せない中、沈黙を破ったのは彼でした。彼は困惑するどころか、友人を真っ直ぐに見据えて口を開きました。「キモいですか?いや、アニメ文化は世界に誇るべき素晴らしい芸術ですよ!」と、急に早口で語り始めたのです。実は彼、私など足元にも及ばないほどの、筋金入りのガチオタクだったのです。推し作品の魅力や作画の素晴らしさについて、彼は目を輝かせながら特大の熱量で力説し始めました。

圧倒的な熱量と早口のオタクトークに、友人はドン引きして逃走

彼の口から次々と飛び出す専門用語と、息継ぎも忘れたかのような凄まじい熱弁に、友人は完全にドン引きしていました。マウントを取って私を貶めるつもりが、まさかの大反撃に遭い、彼女の顔は青ざめていきました。「あ、ちょっと用事思い出した・・・」と、友人はそそくさと荷物をまとめ、逃げるようにその場から立ち去ってしまいました。彼女の目論見は、見事なまでにあっけなく崩れ去ってしまったのでした。

友人が帰った後も彼の熱は冷めず、むしろ邪魔者がいなくなったことで、私たちはさらにディープなオタクトークで朝まで盛り上がりました。好きな作品の解釈が完全に一致したとき、私は彼とすごく気が合うと確信しました。それから私たちはすぐに交際をスタートさせました。今は休日に二人でアニメのイベントを巡ったり、推しのグッズを買いに行ったりと、価値観の合う彼と毎日をとても楽しく過ごしています。

他人を陥れようとする悪意は、結局自分に返ってくるものですね。共通の趣味を通じて、心から分かり合える恋人と巡り会えた痛快なエピソードでした。価値観を隠さず、自分らしくいられる恋愛が一番の幸せですね。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

READ MORE 関連記事