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「少し早めにお願い」先輩の曖昧な指示に振り回された新入社員時代。やっと解決したと思ったら、さらなる悲劇が・・・!?のメイン画像

新卒で入社したての頃、先輩の曖昧な指示に戸惑う日々

私は新卒でIT企業に入社し、研修を終えて少しずつ現場の仕事を任せられるようになりました。しかし、そこで壁にぶつかりました。指導担当の先輩からの指示が、「これ、少し早めにお願い」「来週を目途にやっておいて」など、とても曖昧だったのです。学生のころは具体的な期限で動いていたため、社会人の「少し」や「目途」という言葉が具体的にいつを指すのかわからず、一人で戸惑うばかりでした。

ある日、「少し早めに」と言われた資料を、自分なりに急いで翌日の夕方に提出しました。すると先輩から「遅い!今日の午前中には欲しかったのに」とひどく怒られてしまったのです。私にとっての「少し早め」は翌日でしたが、先輩にとっては数時間後だったようです。認識の違いが招いたトラブルで、私はすっかり自信をなくしてしまい、社会人としての自分のふがいなさにひたすら落ち込む日々が続きました。

このままではいけない!曖昧な言葉には具体的な確認で対抗

落ち込んでばかりはいられないと考えた私は、ある作戦を実行することにしました。先輩から「少し早めに」と指示されたとき、そのまま受け取るのをやめたのです。勇気を出して「それは明日の午前中まででしょうか?」と、具体的な日付と期限を自分から確認するようにしました。「来週を目途に」と言われたときも、「来週の水曜の夕方でよろしいですか?」と必ず数字を交えて聞き返すように徹底しました。

この確認作戦は大成功でした。私が具体的な期限を提示することで、先輩も「いや、明日の夕方でいいよ」と正確な答えを返してくれるようになりました。お互いの認識がピッタリと合うようになり、スケジュールのずれによるトラブルはパッタリとなくなりました。仕事もスムーズに進むようになり、私はようやく社会人として一歩成長できたと、自分の中に大きな自信を手に入れることができました。

すっかり仕事に慣れたころ、別の上司のプロジェクトへ参加

先輩とのやり取りにも慣れ、曖昧な指示にも具体的な確認でスムーズに対応できるようになったころのことです。日々の働きぶりが評価され、別の上司が担当する新しいプロジェクトに参加させてもらえることになりました。初めて関わる大きな仕事に、私はやる気と希望に満ちあふれていました。これまでの経験を活かせば、どんな指示が来てもうまく乗り切れるはずだと、心の中で強く思い込んでいたのです。

プロジェクトの打ち合わせが終わり、別の上司から私が担当する作業の指示を受けました。「資料の構成はこんな感じでお願い」と大枠の説明を受けたあと、上司の口から信じられない言葉が飛び出しました。「細かい部分は、あとはよしなに進めておいてね」と言われたのです。「よしなに」という言葉の意味がわからず、私は頭の中が真っ白になりました。これまで経験したことのない、全く新しい種類の曖昧な指示でした。

 具体的な確認を試みるも、笑顔ではぐらかされる大ピンチ

私は焦りながらも、先輩のときに学んだ「具体的な確認作戦」を使おうとしました。「よしなにとは、具体的にどのデータを中心にまとめればよいでしょうか?」と必死に問いかけました。しかし、別の上司はニコッと笑い、「うーん、そこらへんも含めて、全体的にいい感じでよろしく!」と、さらに抽象的な言葉を重ねて立ち去ってしまいました。具体的な数字や期限の確認すら通用しない状況に陥ってしまったのです。

「よしなに」「いい感じで」という、どうやっても数値化できないハイレベルな抽象語の前に、私のこれまでの努力は粉々に打ち砕かれました。どれだけ具体的な期限を聞き出せるようになっても、内容そのものがふんわりしている相手には全く歯が立たなかったのです。せっかく成長できたと思っていたのに、さらなる強敵の出現を前に、私はデスクで再び深く絶望して頭を抱えるしかありませんでした。


いかがでしたか?仕事におけるコミュニケーションの難しさを痛感するエピソードでしたね。曖昧な表現を具体的な数字に落とし込むスキルは重要ですが、「いい感じで」などの感覚的な指示にはさらなる対応力が求められそうです。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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