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高校時代の友だちとの久しぶりの飲み会で、ひとりの友人が「部下が多くて大変」と止まらないマウント!その言葉が引き起こした、予想外の展開とは・・・?
読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!高校の仲良しグループで久しぶりに開かれた飲み会。昔は気さくだった友人が、なぜかマウント発言を連発してきて・・・。虚勢を張る彼女に隠された秘密とは?
久しぶりに集まった高校の友人たちとの飲み会!
高校を卒業してから数年が経ったある日のことです。仲の良かった友人たちと久しぶりに集まって、居酒屋で飲み会を開くことになりました。みんな社会人になり、それぞれの日々を過ごしていましたが、再会したとたんに昔の空気に戻り、明るい雰囲気で会話していました。しかし、一人だけ雰囲気が変わってしまった友人がいたのです。彼女はブランド物のバッグをテーブルに置き、どこか人を見下すような視線を向けてきました。
乾杯が終わると、その友人は早々に自分の仕事の話を始めました。聞いてもいないのに、「最近昇進して、部下がたくさん増えて大変なの」とため息をつきながら自慢し始めたのです。さらに、「みんなはまだ下っ端で気楽でいいよね」と、私たちを露骨に見下すような発言を繰り返しました。かつては一緒に馬鹿なことをして笑い合っていたはずなのに、まるで別の世界に行ってしまったかのような態度に、私たちは戸惑いを隠せませんでした。
友人の止まらない自慢話に、みんなの心は離れていく
そのあとも彼女のマウントは止まりませんでした。誰かが恋愛の話や趣味の話を振っても、最終的には「私の部下にもそういう子がいて〜」と、強引に自分の自慢話にすり替えてしまうのです。せっかくの楽しい飲み会のはずが、場の空気はどんどん冷えていきました。みんな適当に相槌を打つようになり、笑顔も引きつっていきました。私自身も、なぜ彼女がこんなにトゲトゲしくなってしまったのかと、悲しい気持ちになりました。
あまりにも堂々と自慢を繰り返す彼女を見て、私はふと違和感を覚えました。彼女が勤めているのは、たしか小さなデザイン事務所のはずです。そんなにたくさんの部下を抱えるような規模だったかなと、疑問が頭をよぎりました。しかし、気持ちよく話し続ける彼女に質問することもできず、その場はただ静かに過ぎていくのを待つしかありませんでした。このあと、あんな衝撃的な展開が待っているとも知らずに、私たちは黙っていました。
友人がふとした質問をした。それが彼女の嘘を暴く結果に・・・
飲み会の中盤、別の友人が何気なくスマートフォンを操作しながら、「そういえば、あなたの会社のホームページ見たよ。アットホームで良いところだね」と口にしました。画面には、彼女を含めて社員が数名しかいない会社の集合写真が映し出されていました。もちろん、彼女の下にたくさんの部下がいるような組織図ではありませんでした。そのとたん、彼女の表情がサッと青ざめ、それまで滑らかに話していた言葉が突然止まりました。
痛いところを突かれた彼女は、言い訳を探すように目を泳がせました。しかし、誰の目から見ても、これまでのマウント発言が見栄を張るための嘘だったことは明らかでした。沈黙が場を支配し、気まずい空気が流れました。彼女は顔を真っ赤にして俯き、手で顔を覆ってしまいました。プライドが高かった彼女にとって、昔からの友人たちの前で嘘がバレて大恥をかくことは、たまらなく惨めで、今にも泣き出しそうな様子でした。
責められると思いきや・・・友人たちがかけた予想外の温かい言葉とは
私たちは誰も彼女を責めませんでした。「どうして嘘なんてついたの?」と冷たく問い詰めるかわりに、一人の友人が「そんな見栄なんて張らなくていいんだよ。私たちはただ、一緒に笑いたかっただけだよ」と優しく声をかけました。その言葉を聞いたとたん、彼女の目からポロポロと涙がこぼれ落ちました。私たちは、彼女が仕事でうまくいかず、充実しているように見える私たちに対して強い劣等感を抱いていたことに気がつきました。
彼女は泣きながら、「ごめんなさい。みんながキラキラして見えて、負けたくなくて嘘をついてしまった」と素直に謝罪してくれました。私たちは彼女の肩を撫でながら、「仕事なんて関係ない、昔みたいにただの友達でいよう」と伝えました。それから彼女は心が軽くなったように穏やかな顔になり、残りは昔の馬鹿話で心から笑い合うことができました。この日の飲み会は、私たちの絆をより深くしてくれる大切な思い出になりました。
大人になると、周りと自分を比べてつい見栄を張ってしまうことは誰にでもあるかもしれません。しかし、本当に大切な友人関係には、見せかけの強さなど必要ありません。素直な心で接することで、本物の絆が深まるのですね。
原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています


