OTHER
【当日無断キャンセル】悪質行為で大赤字寸前!残った15名分のコース料理を前に途方に暮れる店主・・・そこから始まったまさかの巻き返し
読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!小さなレストランを営む私を襲った、15名分のコース料理の当日無断キャンセル。心を込めて仕込んだ食材を前に途方に暮れる中、巻き返しの奇跡が起きたお話です。
念願の小さなお店をオープン!常連さんに愛される充実した日々
私は長年の夢だった、小さなフレンチレストランをオープンさせました。駅からは少し離れていますが、新鮮な地元の食材を使った料理にこだわり、少しずつ常連さんも増えてきました。アルバイトスタッフと一緒に毎日忙しくも充実した日々を送っていたのです。ある日、そんな私たちのお店に、一回の予約としては過去最大となる「15名様のコース料理」という大口の予約の電話が入りました。
15名様での貸し切り状態となるその予約に、私もスタッフも大喜びでした。お客様の大切な集まりを最高の料理でおもてなししようと、数日前から気合いを入れて仕込みを始めました。高級な和牛や新鮮な魚介類など、普段はあまり仕入れないような特別な食材もたくさん用意し、万全の体制で当日の営業時間を迎えました。テーブルセッティングも完璧にこなし、あとはお客様の到着を待つばかりでした。
まさかのドタキャン!?予約時間を過ぎても誰も来ない・・・
しかし、予約の時間を過ぎても、一向にお客様が来店する気配はありませんでした。少し遅れているだけだろうと最初は思っていましたが、30分が経過しても誰も現れません。嫌な予感がして、予約時に伺っていた電話番号にかけてみました。しかし、「おかけになった電話番号は現在使われておりません」という無機質なアナウンスが流れるだけでした。ここで初めて、私たちは騙されたのだと気づきました。
いわゆる「無断キャンセル(ドタキャン)」の被害に遭ってしまったのです。静まり返った店内と、キッチンに並ぶ15名分の高級食材の山を見て、私は目の前が真っ暗になりました。このままでは食材がすべて無駄になるだけでなく、小さなうちのお店にとっては、経営を揺るがしかねない大赤字となってしまいます。スタッフもショックで言葉を失い、私たちは絶望的な空気に包まれてしまいました。
このままでは終われない!スタッフの提案でSNSでの発信を決意
落ち込んでいても事態は好転しません。泣き寝入りするしかないのかと諦めかけていたその時、アルバイトスタッフが「SNSで現状を発信してみませんか?」と提案してくれました。普段は料理の写真くらいしか載せていないお店のSNSアカウントでしたが、どうにかしたい一心でで、「15名様の無断キャンセルで困っています。本日限定でコース料理を半額で提供させてください」と、SOSの投稿をしました。
投稿ボタンを押した後も、本当に誰かが見てくれるのか不安でいっぱいでした。しかし、数分後からスマートフォンが絶え間なく鳴り始めたのです。確認すると、私たちのSOS投稿が驚くべきスピードで拡散されていました。「近所だから今から行きます!」「微力ながら応援のリポストします」といった温かいコメントが次々と寄せられ、瞬く間に何千回も共有されるという、予想もしていなかった事態になりました。
奇跡の満席!SNSを見たお客さんが次々と来店し店内は大賑わい
SNSの力は本当に凄いものでした。投稿から1時間もしないうちに、お店のドアが次々と開き始めたのです。近所に住む常連さんをはじめ、投稿を見て初めて来てくださった方々で、あっという間に店内は満席になりました。絶望に沈んでいたお店が、嘘のように活気に溢れ、私たちはお客様への感謝の気持ちを込めて、無駄になるはずだった腕によりをかけたコース料理を次々と提供していきました。
結果的に、15名分のコース料理は見事に完売しました。それどころか、「半額なんて申し訳ない、正規の値段を払うよ」「すごく美味しかったから、また来週も予約させて」と言ってくださるお客様ばかりで、胸が熱くなりました。悪質なイタズラによる最悪のピンチでしたが、SNSの拡散のおかげで新しいお客様との出会いが生まれ、その後はお店の知名度もグンと上がり、連日大繁盛するお店へと成長しました。
悪質な無断キャンセルは決して許される行為ではありませんが、周囲の温かい支援によって見事にピンチをチャンスに変えた素晴らしいエピソードでした。困難な時こそ、声を上げることの大切さを教えてくれますね。
原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています


