andGIRL

andGIRL

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • Pinterest
  • TikTok
退屈なコンビニバイトの悲劇!発注数を1桁間違え「いつもの10倍」の商品が届く大惨事に。絶望の淵に立たされた私がとった、前代未聞の行動とは・・・!?のメイン画像

悪夢の納品日!バックヤードを埋め尽くす大量の段ボールの山

私は近所のコンビニでフリーターとして働いていました。毎日の仕事はレジ打ちや品出しなど、完全にルーティン化していて、正直言って少し退屈な日々を過ごしていました。この日も、いつものようにバックヤードで商品の発注作業をこなしていたのですが、あまりにも単調な作業の連続に、私の意識は完全に別のところへ飛んでしまっていたのです。これが全ての悲劇の始まりだとは、このときはまだ知る由もありませんでした。

数日後のシフトの日、出勤すると店長が青ざめた顔で私を呼び止めました。バックヤードに入ると、そこには普段見慣れない高さまで積み上げられた段ボールの山がありました。なんと、私が発注端末に入力する際、一桁間違えて「50個」のところを「500個」と入力してしまっていたのです。いつもの10倍ものカップラーメンが届き、倉庫のスペースを完全に圧迫している光景を見て、私は血の気が引く思いでした。

開き直った私が手にしたのはマジックと画用紙

「これ、どうするつもり?」という店長の冷たい声が響きました。返品はもちろん不可能で、このままでは大量の廃棄を出してしまい、店舗の大きな損失になってしまいます。自分で買い取るにも限界があり、親や友人に泣きつくことも考えましたが、500個という数字はあまりにも絶望的でした。刻一刻と賞味期限が迫る中、自分の小さな油断が引き起こした途方もないミスの重圧に、私はただ立ち尽くすしかありませんでした。

落ち込んでいても事態は一向に好転しません。ふと「隠そうとするから苦しいのではないか」という思いが頭をよぎりました。どうせ怒られるなら、この最悪の状況をネタにするしかないと開き直ったのです。私は事務所の隅にあった大きな画用紙と太いマジックペンを手に取り、無心で文字を書き始めました。誰かに助けを求めるため、プライドを捨てた前代未聞のポップ作戦を実行に移す決意を固めた瞬間でした。

「やらかしました!」自虐ポップとSNS投稿で作戦開始

私は「店員がやらかしました!発注ミスで在庫500個!助けてください!」という赤裸々な自虐ポップを作成し、山積みのカップラーメンの前に大々的に掲示しました。さらに、その悲惨な光景とポップの写真を撮り、お店のアカウントを使ってSNSに投稿したのです。店長には半ば呆れられましたが、藁にも縋る思いでした。投稿直後は全く反応がなく、「やっぱりダメか」と諦めかけていたのですが、数時間後に異変が起きました。

ポケットの中のスマートフォンが、見たこともない頻度で鳴り始めました。なんと、私の自虐的なSNS投稿がインフルエンサーの目に留まり、そこから爆発的にリポストされ始めたのです。「この店員可哀想すぎる」「素直で面白いから買いに行こう」といった温かいコメントとともに、投稿はあっという間に数万いいねを獲得しました。絶望的だったミスが、瞬く間にネット上のエンターテインメントへと変わっていったのです。

奇跡の即日完売!大ピンチを乗り越えて掴んだ新たなポジション

翌日、お店の前には開店前から信じられない光景が広がっていました。SNSを見た大勢の人々が、私を助けるためにわざわざ来店してくれたのです。面白がって箱買いしていく学生のグループや、「応援してるよ」と声をかけてくれる主婦の方など、店内はちょっとしたオフ会のような熱気に包まれました。山のようにあったカップラーメンの在庫が、飛ぶように売れていく様子を、私はただ夢中で見つめていました。

結果として、絶望的だった500個のカップラーメンは、なんとその日のうちに全て完売してしまいました。店長も目を丸くして驚き、最後には笑って許してくれました。この事件をきっかけに、私はお店の公式SNSの運用を任されることになり、今では「看板店員」として楽しく働いています。最悪のピンチも、見方を変えて行動すれば最大のチャンスに変わるのだと、身をもって学んだ忘れられない出来事でした。

 大きな失敗も、機転とユーモアで乗り越えた素晴らしいエピソードでしたね。ピンチのときこそ隠さずに周囲へ助けを求める素直さが、人々の心を動かしたのでしょう。失敗を恐れず前を向く勇気がもらえるお話でした。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

READ MORE 関連記事