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「君が休んだらお茶汲みは誰がやる?」有休申請を即座に却下したパワハラ課長の時代錯誤な一言に絶望・・・しかし事態は思わぬ方向へ!のメイン画像

憧れのリフレッシュ旅行!万全の準備を整えた有休申請の日

転職して2年が経ち、私は日々の業務を懸命にこなしてきました。ようやく仕事に慣れたご褒美として、友人たちと数ヶ月前から温泉旅行を計画していたのです。仕事に支障が出ないよう、数週間前から完璧な引き継ぎ資料を作成し、同僚にも念入りにフォローをお願いしました。いよいよ明日、初めての有給休暇を申請しようと、私はワクワクした気持ちでオフィスへと向かったのでした。

意気揚々と課長のデスクへ向かい、有休申請書を提出しました。しかし、課長は書類を一瞥しただけで、「却下だ」と突き返してきたのです。理由を尋ねると、「君が休んでいる間、誰が僕にお茶を淹れるんだ?」という耳を疑う言葉が返ってきました。業務の引き継ぎは済んでいると訴えましたが、課長は「お茶汲みも重要な役割だ。代わりがいないなら休むのは甘えだ」と怒鳴り散らすばかりでした。

震える肩と悔しさ…同僚たちの共感さえ届かない深い絶望

席に戻った私は、理不尽すぎる言い分に悔し涙が溢れそうになりました。周囲の同僚たちは「今の時代にお茶汲みが理由なんてありえない」「ひどすぎるパワハラだ」と小声で慰めてくれましたが、課長の権力には逆らえません。友人との楽しみにしていた約束を断らなければならないのか、それともこのまま会社を辞めるべきなのか。重苦しい空気の中で、私はただひたすらうつむいて耐えることしかできませんでした。

その日以来、課長からの嫌がらせはさらにエスカレートしていきました。「休みを取ろうとするなんて責任感がない」「お茶の味が落ちた」と、事あるごとに大声で責められました。私は精神的に追い詰められ、夜も眠れないほど疲弊してしまいました。せっかく慣れてきた仕事も手に付かなくなり、この理不尽な状況が永遠に続くのではないかという絶望感に、私の心は今にも折れてしまいそうでした。

追い詰められた朝に届いた救い、偶然通りかかった人物の正体

翌朝、重い足取りで出社した私は、給湯室で課長用のお茶を準備していました。手が震えてお茶をこぼしてしまい、呆然としていると、背後から「どうしたんだい?」と優しく声をかけられました。振り返ると、そこには多忙でオフィスに現れないはずの社長が立っていたのです。張り詰めていた糸が切れた私は、思わずこれまでの経緯と、お茶汲みを理由に有休を拒否されている事実を全て打ち明けました。

事情を知った社長は顔色を変え、すぐさま課長を廊下へ呼び出しました。課長はいつものように「部下の教育の一環だ」と見苦しい言い訳を並べ立てていましたが、社長の怒りは収まりません。「今は昭和じゃない!自分の飲むお茶くらい自分で淹れろ!」と、フロア中に響き渡る声で課長を一喝したのです。パワハラ上司として君臨していた課長が、社長の前で震え上がる姿を、社員全員が目撃しました。

時代錯誤な価値観への厳重注意、崩れ去ったパワハラ課長の威信

社長はそのまま課長を別室へ連れて行き、厳重な注意を与えました。「労働者の権利である有休を私的な理由で阻むことは許されない」と諭され、さらに「今回の件は人事評価に大きく響くと思え」と引導を渡された課長は、真っ青な顔で戻ってきました。これまで部下を駒のように扱ってきた彼の威信は、一瞬にして崩れ去ったのです。オフィスには不思議な一体感が生まれ、圧迫感から解放された瞬間でした。

結局、課長は社長から直接命令される形で、私の有休を即座に承認しました。私は無事に友人たちとの旅行へ出かけ、心ゆくまでリフレッシュすることができました。休み明けに出社すると、課長は別部署への異動が決まっており、新しい上司のもとで職場環境は劇的に改善されました。自分の権利を主張し、勇気を出して伝えたことで、私は平穏な日常と大好きな仕事への意欲をようやく取り戻すことができたのです。

時代錯誤なパワハラは、職場において大きなストレスになり得ます。しかし、ただ理不尽に耐えるのではなく、今回のように「勇気を出して事実を打ち明けること」で解決へと向かうこともあるのですね。正当な権利が守られ、平穏な日常を取り戻すことができた、スカッとするエピソードでした。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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