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「大好物のいちごが魚臭い・・・!」同棲して発覚した〝食の好みの違い〟・・・譲れないこだわりをどう乗り越えた!?のメイン画像

幸せな同棲生活の始まりと、直後に判明した決定的な食の不一致

大好きな彼と同棲を始めることになり、毎日一緒にいられる幸せを噛み締めていました。しかし、一緒に暮らし始めてすぐに気づいたのは、彼との食の好みが絶望的に合わないことでした。私がフルーツや甘いものを好むのに対し、彼はクセの強いおつまみ系が大好きだったのです。特に彼が愛してやまなかったのが、魚を叩いて味噌やネギと混ぜた「あじのなめろう」でした。彼にとっては最高のご馳走だったようです。

彼は週に何度もあじのなめろうを買ってきては、冷蔵庫に常備するようになりました。私が「匂いが気になるから」と伝えると、彼も一応気を使ってタッパーなどの密閉容器に入れてくれてはいました。しかし、強烈な魚とネギの匂いは容器から漏れ、冷蔵庫を開けるたびにムワッとした悪臭が漂うようになったのです。朝起きて爽やかに麦茶を飲もうとするたび、生臭い匂いを嗅がされるのは本当に苦痛でした。

ついにトラブル発生!大好物の「いちご」にまで魚の匂いが

そんなある日、仕事で疲れた自分へのご褒美として、少し高価ないちごを買って帰りました。食後のデザートとして楽しみにしながら冷蔵庫で冷やしておき、いざ食べようと口に運んだ瞬間のことです。「・・・生臭い!!」なんと、いちごにまであじのなめろうの強烈な匂いが移ってしまっていたのです。甘酸っぱいフルーツの香りが見事に消え去り、口の中に広がる生魚の風味に、私は本当にショックでした。

大好物のいちごを台無しにされたことで、私の我慢はついに限界を突破しました。彼に対して「もう耐えられない!なめろうを冷蔵庫に入れないで!」と激しく怒りをぶつけてしまったのです。彼は「俺の好きな食べ物を否定するのか」と反論し、大喧嘩に発展してしまいました。それから数日間、お互いに口も利かない状態が続き、あんなに楽しかったはずの同棲生活は息の詰まるような重苦しい空間に変わってしまいました。

彼の好きなものを否定してしまった罪悪感・・・

口を聞かない数日が過ぎ、私は少しずつ冷静さを取り戻していきました。いくら匂いが嫌だったとはいえ、彼のいちばん好きな食べ物を完全に禁止してしまうのは、あまりにも自己中心的だったのではないかと反省し始めたのです。彼だって、仕事終わりに好きなおつまみでお酒を飲むのを楽しみにしていたはずです。自分の要求ばかりを押し付けて、相手のささやかな幸せを奪ってしまったことに、深く反省しました。

そろそろ私から謝ろうと考えていた矢先、仕事から帰ってきた彼の手には、見慣れない大きな段ボール箱が抱えられていました。「この前は怒鳴ってごめん。君の気持ちを考えてなかった」と、彼の方から頭を下げてくれたのです。そして、「だから、これで解決しようと思って」と言いながら、彼が箱を開け始めました。不思議に思いながら中身を覗き込んだ私は、彼が持ってきた予想外のアイテムに思わず目を丸くしました。

彼の思いやりに改めて感心!その対策とは

段ボールの中から出てきたのは、なんとコンセントに繋いで使う「小型のマイ冷蔵庫」でした。彼は「これからは俺のなめろうや、匂いの強いおつまみは全部こっちに入れるよ。メインの冷蔵庫はフルーツや普通の食材専用にしよう」と提案してくれたのです。お互いの好きなものを我慢するのではなく、物理的に空間を分けるという見事な解決策に、私は彼の優しさと思いやりを強く感じ、思わず嬉し泣きをしてしまいました。

こうして我が家に小さな冷蔵庫が導入されたことで、生臭いいちごを食べる悲劇は完全に防がれることになりました。メインの冷蔵庫からは心地よい甘い香りが漂い、彼の専用冷蔵庫には大好きななめろうが常備されています。食の好みが合わなくても、工夫と思いやりの心があれば乗り越えられるのだと深く学びました。この事件をきっかけに、私たちの絆は以前よりもずっと強くなり、平和で幸せな同棲生活が続いています。

食の好みの違いは、共同生活において大きなストレスになり得ます。しかし、どちらかが我慢するのではなく、今回のように「相手を思いやる工夫」で解決できることもあるのですね。パートナーとの絆が深まる素敵なエピソードでした。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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