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残業続きの私に上司が語った「バブリーすぎる忘年会」の体験談。全員に豪華景品があるのに、一等だけ異次元すぎた理由・・・
読者の実体験をもとにした衝撃のエピソードを紹介!毎日の残業で仕事のモチベーションが限界の私。見かねた上司が、かつての豪華な忘年会の思い出を語ってくれましたが、その結末は予想外の展開でした。
終わらない残業の日々。モチベーションが上がらず上司に相談
毎日のように終電近くまで残業が続き、私は日々モチベーションが下がっていました。「せめて何かご褒美でもあれば頑張れるのに・・・」と、ため息まじりに上司に愚痴をこぼしてしまったのです。すると上司は、「昔はすごかったんだよ」と、自身の若手時代に開催されていたという、会社の忘年会のエピソードを語り始めました。今の時代からは考えられないほど、当時の会社は羽振りが良かったそうです。
上司が語る忘年会の会場は、誰もが知る都内の超高級ホテルの宴会場でした。参加する社員は皆、ドレスやタキシードでおめかしをして、まるで映画のワンシーンのような華やかさだったと言います。提供される料理も最高級のフレンチのフルコースで、飲み物はもちろんドンペリが飲み放題。今の私たちの質素な居酒屋での忘年会とは大きく違っていて、私はただただ羨ましい気持ちでいっぱいになりながら話を聞いていました。
ハズレなし!?豪華賞品が必ず当たる夢のビンゴ大会
その豪華な忘年会の最大の目玉は、全員参加の大ビンゴ大会だったそうです。用意された景品も桁違いで、末等の参加賞ですら高級ブランドのハンカチや商品券が当たり前。上位の景品となれば、最新の家電セットや高級ブランドのバッグ、海外旅行のペアチケットなど、当時の若手社員の給料ではなかなか手が届かないような豪華な品々がズラリと並べられ、会場の熱気は最高潮に達していたとのことでした。
ビンゴの数字が読み上げられるたびに、会場のあちこちから歓声やため息が漏れていたそうです。「ハワイ旅行当たった!」「私はブランドの時計!」と、次々と豪華な景品を手にして満面の笑みを浮かべる先輩社員たち。そして、いよいよ残すは誰もが狙う「一等賞」のみとなりました。「いったいどんな素晴らしいご褒美なんだろう」と、話を聞いている私までドキドキして身を乗り出してしまいました。
一等を引き当てたのは若手社員!みんなが期待する景品の中身とは・・
ドラムロールが鳴り響き、会場中が息をのんで見守る中、ついに「ビンゴ!」と大きな声が響き渡りました。見事一等賞を引き当てたのは、上司の同期である入社一年目の若手社員だったそうです。彼はガッツポーズでステージに上がり、司会者から大きな目録を受け取りました。高級車か、はたまた世界一周旅行か。周囲の社員たちも羨望の眼差しで彼を見つめ、会場のボルテージは最高潮に達していました。
ところが、意気揚々と目録を開いた同期の表情が、一瞬にして凍りついたそうです。なんとそこに書かれていた一等賞の正体は、「社長の等身大・純金メッキ像」でした。あまりのバブル特有の悪ノリ景品に、同期はどう反応していいか分からず絶句。しかも「社長の自宅からご自身で運んでください」という恐ろしい条件付きだったそうで、羨望の眼差しを向けていた周囲の社員たちも一気に引いてしまったとのことでした。
さらに追い打ちをかける社長!豪華忘年会が一転して地獄絵図へ
さらに残酷な展開は続きました。ご機嫌な社長がマイクを握り、「おい、来年は『社長とのハワイ旅行(相部屋)』を一等にしてやるからな!みんなもっと気合を入れて稼ぐように!」と高らかに宣言したのです。純金像を押し付けられ呆然とする若手社員を前に、他の社員たちは「絶対に来年は一等なんて当てたくない・・・」と心の中で強く誓い、それまでのお祭り騒ぎが嘘のように会場は冷え切ってしまったそうです。
「あの純金像、結局邪魔すぎて実家の倉庫でホコリを被ってるらしいよ」と笑いながら語る上司。それを聞いた私は、豪華な忘年会を羨ましいと思っていた気持ちが一瞬で吹き飛びました。「社長との相部屋旅行を引き当てるくらいなら、今の地味な居酒屋で愚痴を言い合っている方がよっぽどマシですね・・・」と私が答えると、上司も深く頷いていました。私たちは妙に納得し、黙って残業に戻ることにしました。
バブル時代の過激な忘年会のエピソード、いかがでしたか?豪華な景品は魅力的ですが、一歩間違えるととんでもない罰ゲームになってしまうようです。現代のささやかな忘年会が一番平和で幸せなのかもしれませんね。
原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳女性の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています


