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後編/満員電車で隣に立ったおじさん。タブレットでSNSの画像を異常なまでに拡大・・・何気ない日常に潜む恐怖の体験談のメイン画像

満員電車で隣に立ったおじさん→タブレットでSNSの画像を異常なまでに拡大・・・何気ない日常に潜む恐怖の体験談

さらに画像を鮮明にするための加工アプリ、執念の作業が続く

おじさんはSNSのアプリを閉じると、今度は画像編集アプリを使い始めました。保存したインフルエンサーの瞳の拡大画像を読み込み、明度やコントラストを器用に調整し始めました。手慣れたその手つきからは、日常的にこうした特定作業を行っているような様子が伝わってきました。

編集が進むにつれて、瞳の反射像は徐々にクリアになっていきました。シルエットは男性のようにも見えましたが、どこか見覚えのある服装をしていました。インフルエンサーの彼氏の顔が暴かれる瞬間だと思い、心臓がドキドキと音を立てていました。しかし、輪郭がはっきりするにつれ、私はあることに気がつきました。そこに映っている人物の着ているコートの形や色が、今日私が着ているものと全く同じだったのです。

画面に映っていたのは紛れもない「私の顔」という衝撃の事実

さらに画像が鮮明になり、ついに顔のパーツが浮かび上がりました。画面の中、インフルエンサーの瞳に映り込んでいたのは、彼氏でもストーカーでもありませんでした。それは、ひきつった表情でタブレットを覗き込んでいる、紛れもない「私自身の顔」だったのです。なぜ、赤の他人のSNS画像に私の顔が映っているのか。全く理解できず、頭のなかが真っ白になりました。全身からスッと血の気が引いていくのがわかりました。

恐怖で息が止まりそうになったその瞬間、タブレットを操作していたおじさんの手がピタリと止まりました。そして、顔はタブレットに向けたまま、首だけをギギギとゆっくりこちらへ向けてきたのです。目が合うと、おじさんは口角を不気味に吊り上げ、ニヤリと笑いました。そして、低い声で「・・・見つけた」と呟いたのです。私は恐怖で次の駅で急いで電車を降り、震える足で必死に逃げ帰りました。

何気ない日常の風景が一転し、思いもよらない恐怖に巻き込まれるゾッとするエピソードでした。SNSは便利な反面、どこで誰と繋がり、見られているかわからない恐ろしさを秘めていると改めて実感させられます。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳女性の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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