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「男の子で安心した!女の子だったらどうしようかと思ってた」出産のお祝い会で放たれた義母の時代錯誤な発言→実は義母の生い立ちが関係していて、思わぬ結末に・・・のメイン画像

待望の第一子は元気な男の子!幸せムードでお祝い会へ

私と夫にとって初めての子供となる、元気な男の子を無事に出産しました。初めての育児への不安はありつつも、我が子の愛らしい姿に夫ともども幸せを噛み締める毎日でした。退院後、夫の実家で親戚一同が顔を合わせて盛大なお祝いの席を設けてくれることになったのです。みんなから次々と温かい祝福の言葉やプレゼントをいただき、私は母親になったこの上ない喜びと安心感を抱いていました。

宴もたけなわとなった頃、上機嫌でお酒を飲んでいた義母が突然大きな声で信じられないことを言い放ちました。「本当に男の子が生まれて安心したわ!女の子だったらどうしようかと思ってたのよ」と。さらに「女の子なんて育てるのが大変だし、後継ぎにもならないから何の役にも立たないわよね」と笑いながら続けたのです。親戚一同は一瞬にして静まり返り、和やかだったお祝いのムードは完全に凍りついてしまいました。

凍りつく空気の中、義理の姉が真っ向から猛反発!

その時代錯誤な言葉に最も激怒したのは、義母の実の娘である義姉でした。実は、義姉自身も現在妊娠中であり、つい先日お腹の子が女の子だと判明したばかりだったのです。「自分の娘の妊娠を知りながら、よくそんな最低なことが言えるね!時代錯誤も甚だしいわ!」と義姉は顔を真っ赤にして怒鳴りつけました。夫も「俺たちの子供の前で変なことを言うな」と義母を強く非難し、場は一気に修羅場と化しました。

義母は慌てて「悪気はなかったのよ、昔からよく言われている本当のことを言っただけじゃない」と苦しい弁解をしましたが、その態度は火に油を注ぐだけでした。親戚たちも義母の無神経すぎる発言にすっかり呆れ果て、場の雰囲気は最悪に。夫と義姉は「これ以上、これから育つ子供たちに悪影響を与えたくない」と話し合い、義母と会うことを当分控えることにしました。

絶縁状態から数ヶ月後、孤立した義母から突然の連絡

義母との一切の連絡を絶つ絶縁状態が数ヶ月ほど続いたある日のこと、夫のスマートフォンに義母から長文のメッセージが届きました。そこには、家族から突き放されて、自分の不用意な発言がいかに皆を深く傷つけたかを猛省していること、そしてどうしても直接会って謝罪したいという切実な願いが綴られていました。夫は少し迷いましたが、義姉とも相談した結果、話を聞く機会を設けることにしました。

久しぶりに会った義母はすっかりやつれた様子でした。義母は私たちに深々と頭を下げると、涙ながらに自身の幼少期について語り始めたのです。実は、義母の生家は古い男尊女卑の考えが根強く、「女の子だから」という理由だけで親からひどく冷遇され、大学進学すら諦めさせられたというトラウマを抱えていました。「女の子は不幸になる」という歪んだ思い込みが蓄積し、結果的にあのような暴言に繋がっていたのです。

心を入れ替えた義母は孫を見て涙を流し・・・

義母の言葉が単なる悪意や意地悪ではなく、長年抱え込んだ深い心の傷から来ていることを知った私たちは、ただ突き放すのではなく寄り添う必要があると感じました。そこで義姉の提案により、義母は専門家のカウンセリングを受けることになったのです。最初は通院に抵抗があったようですが、少しずつ過去の呪縛から解放され、自分自身のこれまでの人生を肯定できるようになっていく様子が見て取れました。

それから半年ほど経った頃、義姉は元気な女の子を無事に出産しました。過去のトラウマを乗り越えた義母は、真っ先に病院へ駆けつけると、小さな孫娘を優しく抱きしめてポロポロと嬉し涙をこぼしました。「女の子でも男の子でも、生まれてきた命は本当に尊くて可愛いね」と微笑む義母の顔には、かつての険しさは微塵もありませんでした。今では私の子も義姉の子も平等にたっぷりと溺愛してくれる、素敵なおばあちゃんとして家族を支えてくれています。

無神経に思えた言葉の裏に、本人の辛い過去が隠されていることもあるのですね。親しい関係にある人であれば尚更、問題に向き合うことが必要かもしれません。問題に立ち向かうことで絆も深まった、感動的なエピソードでした。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳女性の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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