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「ここの店は教育がなってない!」わざと小声で注文して勝手に怒り出す迷惑客!理不尽なクレームを繰り返す男に困っていると、ある救世主が現れて一気に逆転した話のメイン画像

カフェに現れた「聞こえないふり」を楽しむおじさん!?

都内のカフェダイニングで働いていた私は、常連のお客様とも仲良く、毎日楽しく仕事をしていました。しかし、そんな平穏な日々を脅かす、ある一人の迷惑客に頭を悩ませていたのです。その男性客は、一見すると普通の中年男性なのですが、来店するたびに店内の空気を凍りつかせる「ある行動」を繰り返していました。私たちは裏で密かに「小声おじさん」とあだ名をつけ、彼が来るたびに緊張感に包まれていたのでした。

このおじさんの手口はいつも決まっていました。注文の際、わざと聞こえないような小さな声でボソボソと話すのです。メニューを指差すこともなく、蚊の鳴くような声で早口に言うため、どうしても聞き取ることができません。私たちが「恐れ入ります、もう一度お願いできますか?」と丁寧に聞き返すと、待ってましたと言わんばかりに不機嫌な顔をして、店員が困惑する様子を楽しんでいるかのような態度をとるのでした。

「教育がなってない」と捨て台詞!理不尽な言葉に心が折れそうで・・・

ある日のこと、またしてもあのおじさんが来店しました。私は意を決してオーダーを取りに行きましたが、案の定、何を言っているのか全く聞き取れませんでした。勇気を出して聞き直したその瞬間、「何度も言わせるな!バカしかいないのか!」と、耳をつんざくような大声で怒鳴り散らしてきたのです。先ほどまでの小声が嘘のような大音量に、他のお客様も驚いてこちらを見ていました。

おじさんの暴走は止まらず、「これだから最近の若いのは」「教育がなってない」などと、理不尽な説教を延々と垂れ流しました。周囲のお客様に迷惑をかけたくない一心で、私はただひたすら頭を下げて謝罪するしかありませんでした。おじさんはそんな私の姿を見て満足げに鼻を鳴らし、勝ち誇った顔で帰っていきました。反論もできず、ただサンドバッグのように言葉の暴力を受け続ける日々に、私の心は限界を迎えそうでした。

またもや来店!?で困っていたら、まさかの助け船!

数日後、またあの迷惑客がやってきました。おじさんが店に入ってきた瞬間、スタッフ全員に緊張が走りました。私の近くの席に座ったおじさんは、当然のように私を呼びつけました。隣の席には上品そうな女性客が読書をしていましたが、おじさんはお構いなし。いつものようにボソボソと小声で注文を始め、私が聞き返すと「あぁ!?耳が遠いのか!」と、待ってましたとばかりに大声で威嚇を始めたのです。

私が言葉を詰まらせていると、隣に座っていた女性客が突然、「あら、お耳が遠いんですの?」と声を上げました。彼女はおじさんの方を向き、にこやかな笑顔で「私も今の注文、全然聞こえませんでしたの。お互い歳をとると大変ですわね」と、天然を装って大声で話しかけたのです。おじさんが何か言い返そうとしても、「え?なんて?よく聞こえませんわ」と、おじさんの手口をそのまま真似して翻弄し始めました。

顔を真っ赤にしてタジタジ!笑い声に耐えられずついに逃げ出した・・・

女性客の予期せぬ行動に、おじさんは完全に虚を突かれたようでした。「いや、俺は別に耳なんて・・・」と狼狽するおじさんに対し、女性は「無理なさらないで!大きな声を出さないと聞こえないんでしょう?」と畳み掛けます。その様子を見ていた周囲のお客様からはクスクスと笑い声が漏れ始め、店内は一転して和やかな雰囲気に。自分のペースを完全に乱され、恥ずかしさで顔を真っ赤にしたおじさんは、いたたまれなくなって席を立ちました。

おじさんは逃げるように退店し、二度と戻ってくることはありませんでした。私は救世主となってくれた女性客に駆け寄り、深々と頭を下げてお礼を伝えました。彼女は「気にしないで、美味しいコーヒーが飲みたかっただけよ」とウィンクして微笑んでくれました。理不尽な悪意に対しても、ユーモアと勇気を持って立ち向かえば撃退できるのだと勇気づけられ、私は晴れやかな気持ちで仕事に戻ることができました。

楽しむように相手を困らせるなんて本当に許せませんよね。そんな迷惑客をやり込めた女性客のユーモアたっぷりの対応にはスカッとしました。どんなときも、心に余裕を持てるように心がけたいですね。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳女性の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

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