andGIRL

andGIRL

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • LINE
  • Pinterest
  • TikTok
「今日の会費は5000円ね!」新人でもないのに幹事を率先して引き受ける先輩。チェーン店にも関わらず高い会費に疑問を持っていたら、ある疑惑が浮上してきて・・・のメイン画像

いつも幹事を担当してくれる先輩にはある疑惑が・・・

私の職場には、飲み会をするたびに幹事を率先して引き受ける先輩がいました。面倒な店選びや予約を一手に引き受けてくれるため、周囲からは「面倒見がいい頼れる人」と感謝されていました。私も最初はありがたいと思っていたのですが、回を重ねるごとに、ある「違和感」を覚えるようになったのです。それは、開催されるお店のランクと、徴収される会費のバランスの悪さでした。

ある日の飲み会でのことです。場所は駅前のよくあるチェーン居酒屋でした。出てくる料理といえば、枝豆、ポテトフライ、唐揚げといった定番のメニューばかり。お酒も飲み放題プランでしたが、最後に徴収された会費は一人5000円でした。「物価も上がってるし、こんなものかな」と自分を納得させようとしましたが、学生でも気軽に入れるようなお店でこの金額は、さすがに高すぎるのではないかと疑問が頭を離れませんでした。

後輩とも話をして、ある計画を実行!

「はい、じゃあ一人5000円ね!」と笑顔で集金する先輩。みんな文句も言わずに支払っていましたが、私はモヤモヤした気持ちを抱えたままでした。さらに気になったのは、佐々木さんが会計の際、決してレシートを誰にも見せようとせず、そそくさと財布にしまってしまうことでした。以前、「明細見せてください」と聞いた同僚に対して、「後で計算してLINEするよ」とはぐらかしていたこともありました。

後日、給湯室で後輩と話していた時のことです。「先輩、この前の飲み会、ちょっと高くないですか?あの店、友達と行った時もっと安かった気がするんです」と後輩が切り出しました。やはり私だけではなかったのです。私たちはその場でスマホを取り出し、あのお店のコース料金を調べてみることにしました。画面に表示された金額を見た瞬間、私たちは顔を見合わせました。そこには、私たちの予想を裏付ける金額が表示されていたのです。

ついに先輩に証拠を見せつける!

ネットで調べた結果、あの日頼んだコースは飲み放題付きでなんと3000円でした。念のためお店に電話をして確認もしましたが、間違いありませんでした。つまり、佐々木さんは一人当たり2000円も多めに徴収し、そのあまりを自分の懐に入れていたということになります。「幹事の手間賃にしては高すぎる・・・」と怒りが湧いてきました。私たちは少し話し合って、次の飲み会でもこういうことが起きたら、先輩の悪事を暴くということを約束しました。

そして迎えた次の飲み会。いつものように安価な居酒屋で、佐々木さんが「じゃあ今日も5000円で」と言い放った瞬間、私は動きました。「佐々木さん、ちょっと待ってください。このコース、ネットで見たら3000円って書いてありましたよ?」と、スマホの画面を突きつけました。場の空気が一瞬で凍りつきました。佐々木さんは「えっ、いや、それは古い情報で・・・」と明らかに動揺し、視線を泳がせ始めました。

逃げ場のなくなった先輩はとうとう・・・

「じゃあ、今のレシート見せてください。お店の人に確認してもいいですよ」と私が畳み掛けると、佐々木さんの顔から血の気が引いていきました。周囲の同僚たちも「そういえばいつも高いと思ってた」「まさかネコババ?」とざわつき始め、冷ややかな視線が佐々木さんに集中しました。言い逃れができなくなった彼は、観念したようにうなだれ、震える手でポケットからレシートを取り出しました。そこには、私たちの指摘通りの金額が印字されていました。

佐々木さんはその場で全員に差額を返金し、消え入りそうな声で謝罪しました。これまでの飲み会でも同様の手口で小遣い稼ぎをしていたことが明るみになり、彼が築き上げてきた「面倒見のいい先輩」という信頼は地に落ちました。その後、彼は二度と幹事を任されることはなくなり、職場でも針のむしろ状態に。セコい小銭稼ぎの代償は、あまりにも大きな社会的信用の喪失という形で支払われることになりました。

幹事のように何かを引き受けることは少し面倒だと感じることも多いですが、だからと言って無断で「手間賃」を騙し取るような行為は許されません。お金の問題は大きな問題なので、気になったときはしっかりと確認することが必要ですね。

原案/andGIRL編集部 ※andGIRLが25〜35歳女性の読者を対象に行った独自アンケートの実体験をもとに制作しています

READ MORE 関連記事