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「家族なんだから当たり前!」毎朝姪の保育園送迎を頼んでくる義妹!断ったら姪のことを考えない〝ありえない行動〟に・・・
衝撃のエピソードをご紹介!今回は自分の子供を他人の家の玄関前に放置する親のお話です。
私には保育園に通う娘と生後半年の息子がいる。旦那は単身赴任で週末だけ自宅に帰ってくる。仕事は育休をとっていて、2人目ということもあり少しずつ育児にも慣れてきたと感じていた矢先、事件が起こった。
「今日保育園の送迎お願いできない?仕事でどうしても無理そうで」
ある日、義妹のA美から電話が来た。「今日だけ保育園の送迎お願いできない?仕事でどうしても早く行かなきゃいけなくて!」義妹の娘・B子は私の娘と同じ保育園に通っていた。同じ園だしと思い軽い気持ちで「今日だけなら・・・」と引き受けてしまった。だが、それは大きな間違いだったことにあとから気付く。翌日もまたその翌日もA美から連絡が来るようになってしまった。「明日もお願い〜!私、仕事で本当に無理なの」、「助かる〜!家族でしょ?頼れるの、私ちゃんだけなの」
自分は何もしないくせに「家族なのに助けてくれないの?」
断ろうとすると決まって「家族でしょ?なんで助けてくれないの?」と押し切ってくる。さらには、私が「今日は厳しい。旦那さんに頼めないの?」と返事をしたら、私の家の玄関前にB子が1人で立っていることもあった。「いつからいたの?お母さんは?」と聞くとなんと30分以上前に連れてこられて、大人しく私が出てくるのを待っているように言われたからインターホンを押さなかったと言う。
娘と息子を連れて、B子の準備まで整えて送り届けなければならず、毎朝戦場だった。息子を抱っこしなが娘とB子の荷物を持ち、階段を上り下り。ときには雨の日に傘も差せず、3人の子どもを連れての送迎に心がすり減っていく。
「B子が事故にでも巻き込まれたら誰が責任とるの!?」
もういよいよ「家族だからって済まされることじゃないし、もしB子が事故にでも巻き込まれたら、責任を取るのは誰なの?」と限界を感じた私は義家族と保育園に事情を相談することにした。
「実は義妹の娘の送迎を私が毎日お願いされていて・・・。でも家族ではありますが、保護者ではないので本来の規則に反していることもわかっています。」と。園の職員はすぐに動いてくれた。「送迎は保護者または事前に登録された代理人に限ります。B子ちゃんの代理人は旦那さんになっていますので、それに従ってもらわないと困ります。」と園からA美へ正式に〝送迎者の見直しと厳重な管理〟について通知が送られた。
その日の夕方、私の家にA美がやってきた。怒り心頭な様子で「なに勝手なことしてくれてるの!?家族でしょ?非常識すぎ!」と見事なブーメラン発言を大声で言ってきたので、私は冷静に「勝手に送迎を押しつけてきたのはどっち?それに玄関前に子どもを置き去りにするなんて、万が一のことがあったらどう責任を取るつもりだったの?」と言い返すと「だって・・・」とゴニョゴニョしていた。
「あと義実家にも私の旦那、つまりあなたのお兄ちゃんにももちろん今回のことは報告しているから。」と付け加えたら、不服そうな顔をして帰っていった。それから数日後、単身赴任をしている旦那に改めてすべてを打ち明けた。旦那、つまりA美の兄は、知らなかったとはいえ事の深刻さに顔を曇らせた。「A美がそんなことしてたのか」翌日、A美に直接電話をかけた夫の声は低く、そして冷静だった。
「お前、自分の子どもを何だと思ってるんだ?」
「お前、自分の子どもを何だと思ってるんだ?人に預けておいて感謝もしない、文句まで言うってどういうつもりだ。家族だからって何をしてもいいわけじゃない。これ以上うちに迷惑をかけるな」その一言でA美は黙った。
保育園からも厳重な注意を受け、同じ園の保護者たちの間でも〝他人に子どもを預けてトラブルになった人〟として知られるようになり、距離を置かれていった。それ以来、私の家の前にB子が放置されることは二度となかった。送り迎えは再び娘の分だけとなり、美咲は心に余裕を取り戻した。
※本記事の内容は、体験談をもとに作成しています。ただし、体験者の個人が特定されないよう一部変更を加えております。
文/andGIRL web編集部


