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〝汗腺〟の特徴を知ってニオイを防ぐ。ワキガ臭を抑えるのに効果的な食材もご紹介!のメイン画像

脇の下やおへそ周りにある汗腺=〝アポクリン腺〟

エクリン腺が全身に分布する一方で、アポクリン腺は脇の下やおへそ周り、耳の外耳道(耳垢が溜まるところ)、乳輪や性器、肛門周りと、一部にだけ存在するもの。さらにアポクリン腺は、毛穴から汗を出す大きな汗腺です。形状は粒々のいくらのような粒状で、そこからタンパク質、脂質、糖質、アンモニア、ピルビン酸、色素リポフスチン、鉄分などを含んだ、少し粘り気のある汗が出ます。

Check!アポクリン汗は栄養たっぷりで常在菌が繁殖しやすい!

アポクリン腺からかいた汗は、塩分をほとんど含まず栄養たっぷりのため、皮膚の常在菌が繁殖しやすいのも特徴。菌が繁殖する際に生まれる発酵臭が、体臭やワキガの臭いになります。

腺組織〝皮脂腺〟から出る油脂成分も強い臭いの原因に

エクリン腺とアポクリン腺以外に、全身の皮膚に分布している腺組織がもう1つ。それが〝皮脂腺〟です。皮膚を柔らかく湿潤に保つ働きをする腺ですが、ここから油脂成分が出されることでエクリン汗とアポクリン汗の臭いが強くなるのです。

動物性脂肪を摂りすぎると、この皮脂腺からの油脂分泌量が増えて臭いをさらに強くするため、体臭が気になる人は、お肉、チーズ、牛乳などの動物性脂肪の過剰摂取は控えるといいでしょう。

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