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「女性性はファンタジー」日本の若者が性に関心がないワケ のメイン画像
andGIRL 2015年3月号より
コラムニストの芳麗が、大人の女性を美しくする“音楽と本”について毎回ゲストと語り合う『andGIRL』の人気連載「芳麗の[本と音楽の話]Cafe」。
3月号ではゲストに『男をこじらせる前に』などの著作を持ち、社会学やジェンダー論に明るい著述家の湯山玲子を迎え、「恋愛に興味がない」「2次元で十分」と公言する若者が、なぜ恋愛や生身のセックスには興味がないのかを解き明かしている。
湯山:なぜならば、セックスができるような成熟が嫌で子どものままでいたいから。若い男子は柔軟だし、男女平等思考。人間同士の友だち的な付き合いはできても、生身の女性性の心身を受け入れられない。ファンタジーの女性性だけでしょう。たとえば、日本のAVのスタイルって、ほとんどが女を凌辱しているスタイルなのよ。出てくる女はたいてい幼くて巨乳。そんな女を男はさげすみながら、セックスするの。この国には、男女間の征服と支配の物語が多すぎる。
芳麗:日本の男性は、支配欲が満たされないと興奮しないのかな?
湯山:愛情で繋がりたいというセックスをする男はめったにいないと思う。尊敬している女性とセックスできないって、日本の男はよく言うでしょう。成熟した女性が一緒にばり
ばり仕事している男性を好きになったら、その男に、恋愛対象には見られないって言われる。だから女はバカなフリをしてしまう。
芳麗:だから、仕事で成功しているアラフォー女性は、お金はないけど妙なプライドもない、若く美しい男子と付き合っているパターンも多い。
湯山:でも、それだって若い男子は、「オバさんと付き合ってやってる」って内心思って支配している気だよ。まれに年上の女性を、素直に受け入れられる年下男もいるけどね。
本誌では、このほかにも日本の男の特徴を捉えた痛快なトークが満載。「男ってそうだったのか」と納得できる湯山の日本男性論は、女性だけでなく男性にも自らを見つめ直す意味でも必読だ。

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