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良質な睡眠で今こそ免疫力アップ! ぐっすり眠って強いカラダになるための1日の過ごし方のメイン画像

06お風呂は寝る1時間前に!お休みモードへ体をシフト

40℃のお湯に15分入って深部体温を引き上げ

夜、時間がある今だからこそぜひ実践してほしいのが、「40℃のお湯に15分つかる」という深部体温をしっかり上げる入浴法。鎖骨のあたりには全身の不要な老廃物を回収したリンパ液から心臓へかえる分岐点があるので、鎖骨まですっぽり湯につかる全身浴を。じわじわ汗が出てきたら、しっかり深部まで体が温まったサインです。

Point!寝る1時間前にあがることで熟睡できるように

途中で目が覚めず朝までぐっすり眠るには、しっかり深部体温を上げるのに加え、上げた深部体温を〝ゆるやかに〟ではなく〝急激に〟下げるのがポイントです。入浴して上がりきった深部体温が急降下し始めるのは、お風呂からあがってから1時間後。まさにこのときが、ベッドに入って眠りにつくベストタイミングなんです。

ゆっくり入れない日は「ながら足湯」でOK

「15分も湯船につかっていられない!」というときは、髪を洗いながら洗面器を使って足湯をするだけでもOK。めぐりがよくなって体が温まり、熟睡できます。足裏がしっかりつく大きさの洗面器を使い、熱めのお湯を使うのがポイントです。

超疲れた日は、浴槽の中で頭も体も洗って温まる〝ながら入浴〟がオススメ

疲れきってゆっくりお風呂に入る元気がない日は、お風呂をためながら浴槽の中でシャワーを浴びながら頭や体を洗ったり、歯磨きしたりしてしまいましょう。温まりながらすべて済ませてしまえばラクチンです。他にもお湯につかるだけつかって、洗うのは翌日にする〝分浴〟も効果的。数分でもお湯につかることで副交感神経が優位になり、スムーズに眠りにつくのを助けてくれます。

Point!お湯につかる時間が短い日は、深部体温がすぐ下がるので即ベッドへ!

「どんなときも、お風呂からあがって1時間経った後に寝るのが熟睡する秘訣」というのは勘違い!お湯につかる時間が短いときは、上がった深部体温が1時間持たずに下がり始めます。そのため、お風呂からあがったらすぐベッドに入って。

07頭皮マッサージで血流をよくして眠りやすく

頭皮が固くて血流が悪いと、深部体温の熱を逃がす働きが妨げられて睡眠の質が低下することに。寝る前のスキンケアのついでに、100均で手に入る頭皮マッサージ用グッズやマッサージブラシを使ったり、両手で頭をつかむようにして下から上へと指先で圧をかけたりして、頭皮をほぐしてあげましょう。

08仕事で頭の中がいっぱい!な日は好きな人のことを考えてリラックス

ベッドに入っても、コロナ騒動での不安や仕事のことで頭がいっぱいになって眠れない…なんてときは、意識の矛先を変えてみて。「好きな人や芸能人」を思い浮かべてときめくと、気持ちが穏やかになる「幸せホルモン」が分泌され、リラックスモードにシフトチェンジ。スーッと深い眠りに入れます。

しっかり眠って免疫力の高い体に

不安な日々も、深く良質な眠りで免疫力を上げれば怖くない!さっそく今日から深部体温を上げる入浴法や体内時計をコントロールする食事のしかたを実践して、ウイルスに負けない強い体を手に入れて。

監修/小林麻利子 取材・文/伊藤彩子​

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