「6×(1/2+3/4)」正しく計算できる？

日常生活ではほとんど使うことがない分数の計算。小学校で習ったはずでも、忘れている人が多いかも・・・？

気になる答えと解き方はスクロールしてみて！

答えは？

この問題のポイントは通分です。通分とは分母を揃えることで、分数の足し算・引き算を計算するときに必要になります。
かっこの中は「1/2+3/4」です。分母は「2」と「4」なので、最小公倍数である「4」に通分します。「1/2」は分子と分母をそれぞれ2倍して「2/4」になります。
これで「2/4+3/4」になりました。あとは足し算を計算するだけです。分数の足し算は分子をそのまま足して計算するので「(2+3)/4=5/4」です。
この結果を式に戻せば「6×5/4」になります。整数は分母が1の分数として考えられるので「6=6/1」となり、式は「6/1×5/4」になります。分数の掛け算は分子どうし、分母どうしをそれぞれ掛けて計算するので「6/1×5/4=(6×5)/(1×4)=30/4」です。最後に2で約分をすれば「15/2」となるので、答えは「15/2」です。

わかりましたか？

普段は電卓やスマホに頼りがちな計算ですが、自力で考えようとすると、意外と戸惑ってしまうこともありますよね。たまにはクイズで腕試しをして、鍛えておきましょう！

文／andGIRLweb編集部